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角川スニーカー文庫『ミスマルカ興国物語 X(エックス)』

林トモアキ氏の禁断のクリスマスプレゼント。
この……表紙は……期待せざるを得ない!!

帝都を騒がせるゼンラーを捕えるべく奮闘するマヒロ王子なお話。

ゼンラーマンは言うに及ばず、姫様達、天魔将たちも全員登場で、
かなりお祭り度数の高いお話になっています。

ん? マヒロ王子がゼンラーを捕える? と思ったあなた。ごもっとも。

ゼンラーマンが現れたと聞いたら、その正体はマヒロ王子。
誰だってそう思う、姫様だってそう思う。

……のですが、そうでは無いのがこの巻のキモ。
巷を騒がすゼンラーマンはゼンラーマンであってゼンラーマンに非ず。

ゼンラーマンを超越せし者、ゼンラーマン・スーパーだったのです!

この時点でもう腹筋がぶっ壊れそうなわけですが、
まだまだここまでで、導入部です。

マヒロが立ち向かうも黒歴史として突き付けられてテンション急降下。
一応、マヒロ王子としてもあれは黒歴史扱いだったんだな……と、
しみじみするも、全力全開おバカパートからのシリアス急展開は実に見事。

からかい含みの預言者様やら、皇帝の王道やらと、
それがそのままマヒロ王子の成長につながるのも、本当にすごい。

そして始まる、おバカパート後半戦。

真のゼンラー。マヒロの本気。
これがまったくもって、変態。変態。変態です!!!(褒め言葉)

ゼンラーマンに必要なモノ、テーマソング。ペンデュラム。
そんなものもあったね……と思う一方、有ると無いとでここまで違うのだと、
感心せざるを得ません。

改心したゼンラーマン・スーパーと、マヒロ王子とが組んで、
暗黒の帝都に降り立つのだから、ここからが本当のお祭りです。

モブ兵士をちぎっては投げ、立ちはだかる天魔将を皆々下し、
このガチンコバトルの戦闘と舌戦とに、ことごとく笑わされて、
読んでて辛かったです。お腹が。

みんな大好きゼンラーマン。また読める日を楽しみにしています。

それでは、また。


関連

ミスマルカ興国物語 10

ミスマルカ興国物語 9

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