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富士見ファンタジア文庫『棺姫のチャイカ 11』

ガズ皇帝決戦の後編、本編最終巻です。
ちゃっかり12巻も出てますが、あれは外伝ということで。

神亡き世界の、世界を制する戦いの果てのお話。

本当の最終決戦、ガズ皇帝vsトール&白チャイカ、
そしてシンvsアカリ&ジレット隊&紅チャイカ達。

戦争は悪で、平和が良い事なのか?と、ガズ皇帝の論破フェーズが
始まったかと思いましたが、トールもジレットも「世界の三分の一をやろう」
に乗るような人間じゃありません。

とはいえ、最終決戦といより、最終決戦っぽいなにかだったというか、
イマイチ乗りきれなかったのは、パワーバランスがイマイチだったからですかね。

皇帝に強化されたとはいえ、シンはハルトゲン公国に来てから出て来た
微妙な因縁キャラだったので、ここで中ボスとして設定されても、
ちょっと小物過ぎる感じがしました。
アカリと対決するのは分かるけど、ジレット隊やら紅チャイカやら、
みんないっぺんに相手にするほどか? と。

逆に皇帝は、今までが無敵すぎてトール&白チャイカが何をしても余裕綽々。
え、コレは本当に倒した……のか? 実は倒してない? と、
決戦後もかなり悩みました。この辺は作者の狙い通りっぽいですけど、
モヤッとし過ぎかなと。

しかしながら、塔の脱出でこぼれ落ちていく記憶については、
決戦後のお約束展開と、この世界の「魔法設定」がガッチリ噛みあって、
ちょっと感動しました。

まだまだ旅が終わらないENDっていうか、お前らの旅が始まるのかよ!
というのは、作者の思惑通りに踊らされました。

次巻の「変則さ」もこのエンディングだからこそですしね。

それでは、また。


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