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角川スニーカー文庫『俺の教室にハルヒはいない 4』

ただの人間に興味が無い、ただの人間のための青春ストーリー。

ハルヒに始まり、ハルヒに終わる。憂鬱で驚愕な完結巻です。

青春アレルギーな少年が涼宮ハルヒの憂鬱を読むお話。

なんかもう出てこないんじゃないかと思われた、ハルヒ原作でしたが、
この最終巻にて、ついに物語に食い込んできました。

ばっちり涼宮ハルヒの憂鬱ネタバレなので、未読で読む気がある人は
原作を読んでからの方がいいでしょう。

さておき、ユウ君の物語的にはカスガさんデビューで、モヤモヤしだした所から。

ひたすら受け身だったユウ君にも、ついに春が来たか。カスガルートか。
と思われましたが、さにあらず。

学級委員さんに呼び出されるイベントからが本番です。

ここまでのモテる以外は、まだ普通の物語だった展開から、
ハルヒの物語に取り込まれてのこの状況は、予感していてもかなりの衝撃。

ってか、何気にあらすじに書いてあるわけですが、
読まなきゃ良かった……と、かなり後悔しました。
まさか告白? で止めておいて欲しかったです。

実際問題、ユウにはこの事件自体はどうでも良くて、この事件があった事で、
「涼宮ハルヒの憂鬱を読む時間が与えられる」事が、ターニングポイント。

ハルヒを読んで、己の学園モノアレルギーの正体に気付いて、
周りの人間の気持ちを理解して、それへの向き合い方を考える。
いやー、青春ですねー。

マナミさんとカグヤ先輩に諭されながら、カスガにメールするってのは、
本当に彼女らの気持ちを理解できたと言えるのか、微妙ではありますが、
そこは主人公補正というか、理解出来ても行動はまた別っていうか。
ハルヒ好きに悪い奴はいない理論で、生温かく見守れてしまうのです。

ユウ的にはこの「気付き」を以て大団円ではあるのですが、
周りに女の子が3人もいますので、最終章はそちらの後片付け。

大人な対応で事なかれを貫くマナミさんとカグヤ先輩に、
何も知らないカスガと、なんだかんだで流されっぱなしのユウ。

このメンツで仲良くアニメを見ようって話になった時点で、
これはもうなんともならんだろう、……と思っていたのですが。

カスガの天然さ加減が予想の遥か上でした。
ホントに、もうちょっと恥じらいというものを見せてくれても
良いんじゃないかと思うのですが、ここまでやってくれたことで、
私の幼馴染みスキーゲージが振り切れました。

後日談を書くという事であれば、ぜひ、カスガでお願いします。

ともあれ、シリーズ完結ありがとうございました。楽しかったです。

それでは、また。


関連

俺の教室にハルヒはいない 3

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