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電撃文庫『キノの旅 18』

一年に一度のお楽しみ、キノ14周年本。

たまにはあとがきに手を抜いてもいいじゃない。
時雨沢恵一だもの。まぁ、私には読めましたけどね。

●牛の国
牛に溢れ、牛乳の川が流れる国のお話。
止まった国のその後、この草原の図がなんとも雄大で素敵ですな。

保冷技術で出荷するくらいなら、またここに国が興っても
良いような気もしますが、微妙な距離なんですかね。隣国。

●草原の国
看板に従って進む?お話。

意味は分からないけど、とりあえず指示に従ってみるパターン。
RPGあるあるというか。最近だと『世界樹の迷宮』なイベントっぽい。
しかし、フルートってこんなにゴテゴテしかったのか……。

●スポーツの国
4年に一度、スポーツによる「大戦争」を行う国々のお話。

それなんて五輪ピックという、そのままなネタなんですが、
平和行事ではなく本来の目的を忘れない、しっかりした国民性を
垣間見ることになります。実地で役に立ち過ぎだろう……。

●止まった国
高度な投薬によって加齢を止めることができるようになった国のお話。

不老は人類の夢の一つですが、思考実験による一つの形。
あり得そうなパターンでもあって、少しホラーっぽいです。
牛の国で「あなた」は出てこなかったですが、どうなったのやら。

●税金の国
税金の使い道が明確な国のお話。

税金がただのサービス対価となるなら、これも有りですな。
だいぶ極端ですけど、選択の自由が認められても良いような気もします。
それはそれで格差社会という事にはなるんでしょうが……。

●主食の国
毎食チョコレートな国のお話。

まぁ、無いよりはマシでしょうが、さすがに辛そうですな。毎食は。

●チョコレートの話
という話の後に、放置される脱法チョコなお話。

国の繋がりはありません。チョコに込められた想いをひも解くだけの
簡単なお仕事です。旅人さんも、ここでは満足げにチョコを食べてます。

●遺産の国
ティー様の爆破が町を救う話。

久しぶりに大暴れじゃないですかね、ティー様。手榴弾は出ても、
爆破するのは、最近あまり無かったような。

意味的には英字タイトルがドンピシャなお話でした。
文化の保護ってなんだろう、と。

●復讐の国
行き倒れた女の人の、その後のお話。

キノとフォトとシズと、それぞれが彼女を見守ってお話が完成する構造。

その長い時間の中でも、思いが途切れなかったのであれば、
この結末もやむなしという感じですが、一番割を食ったのはシズ様か。
あるいは、そこまでの恨みを買う何かはあった国の方なのか。

●お金の国
コレクター魂溢れる国のお話。

結果オーライというか、なんというか。
ある意味これも希望と絶望の相転移なのかしら。
単に燃え尽きただけなのかもしれませんが。

●私の戦争
キノに狙われる凄腕スナイパーさんのお話。

相手がキノの時点で勝ち目無いわけですが、たまにはキノも全力?を
出さないと、ただの食べ物に目のないだけの人になってしまうって事ですかね。

●キノの旅の国 a/b
故郷を解放するため一人戦う凄腕レディ、キノのお話。

え、だれ……? ししょう、でもない……あれ?
という不思議なイラストとb編を読んで、タイトルから大体の事は察しつつも、
あえて見ぬふりで、いいぞもっとやれと喝采する。

そのうち変な仮面の刀使いとか、ワンワン刑事とかも出来そう。

それでは、また。


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キノの旅 17

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男子高校生で売れっ子ライトノベル作家をしているけれど、年下のクラスメイトで声優の女の子に首を絞められている。 2

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