« 電撃文庫『モブ恋 1』 | トップページ | 好きなライトノベルを投票しました!! 2014下期 »

一迅社文庫『銀閃の戦乙女と封門の姫 2』

瀬尾つかさ先生の本格異世界ファンタジー、2冊目。

周回遅れで読んでるので、もうのんびりするしかない感じですが、
2巻にしてこの風呂敷の広げようったら……。

王様がヘタレ過ぎてクーデターがヤバいお話。

前巻は異世界におけるモンスター、世界の仕組みそのものが敵でしたが、
今巻は内向きのお話。人間同士の謀略が相手のお話。

という事で謀略に長ける第四王女シャーロッテ様がメインヒロインで登場。
金髪ツインテの妹属性という事で、黒髪妹様とは相性が良いやら悪いやら。

手玉に取られるカイト君の心労が3倍マシな展開で、実に素敵です。

魔物相手には負け気味だった王国軍の騎士達ですが、対人間であれば同じ土俵。
無敵のソーニャ様やら他王子王女の騎士団の存在を見せられていたので、
そんな簡単にクーデターが成功するはずなんてない。
せいぜい、カイト君が個人的にピンチになるくらいでしょ。

そう思っていた頃が、私にもありました……。

事態がほとんどカイト君の現場では起こっていないので、
この異世界王国の成り立ちを説明されるだけではあるんですが、
次から次へと出てくる濃ゆい設定に戦慄します。

なんもかんも王様が悪い。

前巻でもそんなに評判はよろしく無かったですが、ここまでとは。
敵となる陣営の長がアホだってお話は、幾つもありますけど、
完全に自陣営のままで、無能な長が出てくるのはすごく新鮮です。

そこで指揮を執るのがカイト君でなく、王女様達ってのも、
見せ場分担として良いですよね。

カイト君の見せ場はラストバトル。大火力悪燃費の面目躍如です。
ここもまた、王国の支配のため、とんでもねー風呂敷を広げまくっていて、
相手の巨大さにゾクゾクです。

負ける理由が小物だったからというのが、胸にスッとしますな。

この広げに広げた大風呂敷。何をどこまで畳むのか。
あるいは、まだまだ広げるのか。楽しみです。

それでは、また。


関連

銀閃の戦乙女と封門の姫 1

魔導書が暴れて困ってます。 3

スカイ・ワールド 8

|

« 電撃文庫『モブ恋 1』 | トップページ | 好きなライトノベルを投票しました!! 2014下期 »

05_一迅社・ガガガ文庫」カテゴリの記事

アニメ・コミック」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222518/60958861

この記事へのトラックバック一覧です: 一迅社文庫『銀閃の戦乙女と封門の姫 2』:

« 電撃文庫『モブ恋 1』 | トップページ | 好きなライトノベルを投票しました!! 2014下期 »