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電撃文庫『ロストウィッチ・ブライドマジカル 2』

藤原祐さんの魔法少女バトルロイヤルなお話、2冊目。

第0話が電撃文庫MAGAZINEの方でやってるみたいですが、
あまりに積み過ぎてどこなんだか……。

学校で流行りだした「魔女のおまじない」を探っていたら、
シスターとナースの遭遇戦になってカオスなお話。

前巻でほぼ名前だけの出番だった関耶麻音、栞姉妹にフォーカスしつつ、
もちろん七大罪も絡んできて、ついに人魚さんも参戦です。

学校でのおまじないまでは、いわゆる学校の怪談系ホラーの体で、
分かりやすい展開であったのですが、そこから魔法少女バトルに
突入してからは、誰の目的にも合致しない、
ただ誰かが失敗し続けるお話で、唖然茫然です。奇襲は計画的に。

関耶麻音、栞姉妹は水菜グループの最年長と最年少で、
それぞれ対照的に描かれていました。

耶麻姉は今までの藤原作品の中では珍しいキャラのような気がします。
「お姉ちゃん」はよく出てくるんですが、「お姉さん」は居ないというか。
魔女対決で見せ場を作ったような、そうでもないような出番でしたが、
今後はもっと頼り甲斐が出てくるんでしょうか。

栞の方は金髪幼女で八重歯のハネっ返りで魔法戦闘力高くて、
ありがちなキャラですが、あえて言うべき。藤原さんGJ! と。
もうちょい冷めてるかと思いきや、親友の安否に動揺を隠し切れない辺り、
真っ当?な小学生アピールも万全でした。
……と、今巻で既に弱みが露見してますが、大丈夫ですかね。

この姉妹、口絵の赤黄色な配色がものすごく日曜朝の魔法少女的な何かを
想起させるんですが、特に関係ありませんかそうですか。

で、肝心の人魚さん。表紙も口絵も裏表紙も人魚さんだった割には、
あまり出番多くなかったのですが、まずはお披露目という感じですかね。
仲間に入る様子はさらさら無いですが、ラスボス臭もあまりしない不思議。

1人1魔法のこの世界観なら出てきて当然の複合魔法使いでしたが、
属性よりなにより、「重婚」という言葉にヒヤッとしました。
タイトルにもなってて重要な意味を持ちそうなこの結婚システム。
単なる雰囲気作りなだけの可能性も大きそうですが、背徳的言葉選びは
まだまだ藤原さん、余念がありませんな。

それでは、また。


関連

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煉獄姫 6

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