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角川スニーカー文庫『S RED』

ザ・スニーカー100号記念企画本。
ザスニ掲載の人気短編を集めましたみたいな。

安井健太郎によるトリブラ、レンマギ、消閑の挑戦者、
オイレンシュピーゲルと、林トモアキ、森岡浩之による短編。
書き下ろしではないですが、すごいラインナップ……。

原作の方読んでないんですが、つまみ食いという感じで読了。
さすが大御所をまとめただけあって、ワクワク感半端ないです。

●トリニティ・ブラッド apocryha Hard Rain
吸血鬼貴族のアストさんが主役の短編。
トリブラってこんなだったのか……という感じもしますし、
ああ、これラグナロクだわ……という感じもします。

このどうしようもない終わってしまった世界っぽさは、
あの頃のラノベでよく見て、ドハマりした共通の設定ですな。
吸血鬼の使うオーバーテクノロジーと、それらを使った凄惨な結果が、
古き良きSFな感じ。いつかまた懐かしみながら読むんだろうか。

●レンタルマギカ 魔法使いの祝祭
クリスマスのドタバタなお話。

DVD特典のお話という事で、本編知ってる前提なわけなので、
半分くらいはただのお約束展開としか読めてませんが、雰囲気は頂戴しました。
くそぅ、こいつもハーレムか……、これが、これが今風? 
魔術ウンチクというか、解説がしっかりしているのが三田誠さんらしいです。

●消閑の挑戦者 夏のドミノ
第0話みたいな位置付けらしい、能力紹介なお話。

天才の天才によるゲーム、みたいですな。後からなら何とでも言えそうな、
ご都合展開にも見えますが、こういう『連鎖』かなり好きです。
今でいうと、ノーゲーム・ノーライフみたいな。

女の子主人公という事で、熱血要素が無さそうなのが、
かなり興味深いです。

●パリエルがしがしいきましょう!
林トモアキさんの読者参加型企画の短編。

パリエルって、ミスマルカのあのパリエルの原型かな? と思ったのですが、
なんかもう何もかも違いました。これは、ただの、ドジッ娘だ。
王子様もどこぞのバカとは別人だったので、割とただの林トモアキです。
スライム推しな所とか、ね。

●オイレンシュピーゲル 三匹のタンタン・タカタカ・タンタンタン
どん底な世界で三人の幼女公僕がいろいろとやらかすお話。

冲方丁さんが、富士見とスニーカーで出してたのは知ってたんですが、
どういう設定の何が出ていたのかはさっぱり知りませんで。
ストライクウィッチーズかな? と思っていた、そんな頃が私にもありました。

そーとードギツイ世界設定で、エログロナンセンスの掟に忠実ですが、
角川スニーカーならこんなもんかな、という変な納得感があります。

●いつものように爽やかな朝
星界の紋章でお馴染みの森岡浩之さんによる「時かけ」公開記念短編。

とある町の一部が隔絶され、しかもどうやらこの状況はループに
なっている……という事から、町の人があたふたなお話。
『時』をかける『少女』ってだけで、まるで別のお話なので、
そう聞かなければ、ただのSFって感じです。

ループ解明?まではまだ良かったんですが、まさかの魔女狩りな上に、
さらにひっくり返ったオチがとんでもない……。この肝っ玉が大御所か……。

それでは、また。

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