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電撃文庫『白銀のソードブレイカー 1』

松山剛さんのファンタジー長編。聖剣を巡る、剣の絆の物語。

タイトルからして、おや? と思っていたのですが、
今までの作風から離れて、バトルもの。

いつになく血塗れな物語で何が起きているのか分かっていませんが、
世界各地にいる7人の剣聖を倒して回る、大剣使いの少女のお話。

今巻で7人のうち4人が出てくるので、次の巻辺りで締めそうですが、
バトルだし、1冊に収まってないしで、松山さんの新ジャンル開拓です。
剣聖に挑むには頼りない天然無口な少女についていく、放浪記的な部分も半分。

剣聖とは名ばかりの、武力統治者を倒して回るってんなら話は簡単なんですが、
しっかりと聖剣の担い手として、義を持った方々ばかりなので、
この物語の落としどころがまだよく見えていません。

特に今巻の前2人、帝国に立ち向かい侵攻を阻んでいた騎士様と
意味深になんでも知って良そうだった流浪の剣聖さんなんかは後味悪いです。

最後の金髪貴族さんでようやく何が起きようとしているのか垣間見えましたが、
肝心の白銀の剣士エリザ自身までおかしな事になっているので、
新たな混乱の渦の中です。

そんな聖剣バトルについては、割とシンプルであっさり目。
7本の聖剣、それぞれの特徴は出てきますが、異能という程でもないというか、
なんだかんだで異能なんか関係ない展開になっているというか。

傭兵くんもアフターフォローばっかりだったので、
もうちょっと実戦でのサポートがあっても良いと思うのですが、
それはこの後の3本で期待ということで。

それよりなにより道中でのエリザさん天然ボケっぷりが、
水浴び、混浴、お色直しと実にサービス精神たっぷりで、素敵です。

この胸でどうやったって12,3歳には見えないだろうと思っていましたが、
無口な言動がかなり幼いため、ぜんぜんオッケーでした。
ラブコメと言うよりかは、主人公にとって妹扱い全開なのですが、
もうそれで十分です。いいぞもっとやれ。

それでは、また。


関連

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