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電撃文庫『雪の翼のフリージア』

松山剛さんの単巻ファンタジー。再生に続く再起の物語。

アイリスの次にアマリリスを読んで、これは全作買いしなくては!
と本屋に走った結果がこれです。

義翼でもう一度空を飛び、天覧飛翔会優勝を目指す飛翔士のお話。

誰もが翼を持っていて、空を飛べる世界でのお話。
アイリスもアマリリスもロボ娘さんでしたが、フリージアさんは有翼人種です。

時代も未来っぽさは全くなく、貴族階級の残るファンタジーな世界観。

世界観に合わせた飛翔士という職業やら、四翼馬、六翼鳥、羽人参なんかの
動植物やらと、細かい(ルビ付き)設定が大好きです。
飛翔を離れての日常生活でもとても楽しめました。

ついでに、翼を力強く羽ばたかせるためという事で、胸筋の体操、
そしてマッサージなんて出して来るんだから、全方位抜かり無し。
松山さん、恐ろしい子! です。

今巻主役のフリージアさんですが、華やかな表紙とは違って、
飛べないどころか足も動かず車いす生活で、家の没落もあって、
髪の毛を売る所からとか、本当にどん底からの登場でびっくりしました。

そこからは義翼職人のガレットさんが男前な事もあって、
大分ラブラブコメコメしてのトントン拍子だったので、ニヤニヤ読めましたが、
フリージアさん墜落の真相、ガレットさんの過去と、天覧飛翔会の波乱に向けて、
ばっちり下り坂を用意してくる松山さん、恐ろしい子!(二度目)でした。

この辺はもちろん、ガレットさんがだいたい悪いわけですが、
ラブコメ以外のフォローが完璧なので、すごく責め辛い雰囲気……。
見開きの大救出劇なんか、これは落ちたな……という感じでいっぱいです。
主には右ページのセリフで。笑い的に。

フリージアさんのライバル、グロリアさんも、
ガレット視点では、完全に攻略対象の2人目ヒロインなんですが、
決着がつかなかっただけマシというべきか、飼い殺しで切なさが募るというべきか。

ハッ、そうか。この世界観では重婚がNGだとは描かれてないぞ!

という事で、ハッピーエンド。素晴らしい結末でした(?)

それでは、また。


関連

雨の日のアイリス

氷の国のアマリリス

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