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ファミ通文庫『バカとテストと召喚獣 10.5』

最終エピソードの前に短編集5冊目。過去あり未来あり。

●文月学園人気投票
表紙を飾ってハイテンションな玉野さんが贈る、
○○○の皆さんに聞きましたのコーナー。これはひどい。え、ガチなの?

まぁ、なんというか……いろんな価値観があるんですね。
やっぱり男らしい方が人気があるのか……。

●僕と兄さんと謎の抱き枕
久保弟&土屋妹のドキドキ文月学園見学なお話。

こうして10冊以上読んで、文月学園がとても夢のある学校である事は
周知の事実ですが、しかしこのお話は夢に満ち溢れた学園見学ではありません。
お兄さんの素行に疑いの眼差しを向けざるを得ない、悲しい弟のお話です。

しかし、久保弟君は確かに常識人ではあるだろうけど、抱き枕を見つけて、
その発想はどうなんだ。オチにもなってますが、染まっていませんかね。

その一方で土屋妹の純情な事と言ったら、マジ天使です。
ムッツリーニはもっと恵まれない環境だと思っていました。人格的に考えて。
これはF組異端審問会も黙ってられませんよね。ハイ。

●僕と雄二と危ない黒魔術
実践・本格黒魔術によって明久と雄二の中身が入れ替わる話。

召喚獣は一応「科学」となってる中、あっさりと黒魔術が発動してました。
この世界、ネタに寛容過ぎやしませんかね……。
入れ替わりによって、如何にお姉さんや翔子に愛されてるかを体験し、
深みにハマっていく……だけなら、まだよかったのですが、
当然、こんな面白いことが2人だけで済むわけもなく、玉野さん、姫路さん、
美波という女性陣とも入れ替わり、薄い本が厚くなるのでした。
ムッツリーニと工藤さんとか、この後どうなったかもっと詳しく。

●僕と未来と召喚獣
召喚獣のお遊びシステムにて、未来の自分に会ってみようなお話。

めちゃくちゃ気になる明久と姫路さんと美波のアレコレもありますが、
それよりなにより、雄二の未来がひどいw

2年後というと、ほんのちょっと先という気がしますが、
高校生が大学生なので、彼ら自身の視点では越えられない壁を
越えた姿なんだなぁ、と時間のが流れる速度差を感じます。

●私とウサギと仄かな初恋
ウサギ小屋から始まる病弱少女の恋の物語。

明久と姫路さんの出会いのお話。小学四年生です。

おバカでない頃の明久というか、素直さが良い方に出ていて実にイケメン。
この頃のモテ期なんて、確かに微妙な関係になりそうで、そういう展開ですが、
読者として思う事は、異端審問会に通報しなくては。という事です。

姫路さんはだいぶ鬱陶しいネガティブ思考でいっぱいですけど、
そういうお年頃なのでしょうがないです。ぽっちゃり系、それも
コンプレックスだったんですね。
あだ名の「地味好きさん」は、半分くらい読むまで何なんだかよく分かりません
でしたけど、名前からという事で納得。ありがちな悲しい事例。

冒頭からすると、何やらフラグっぽくも見えますが本編にどう影響があるやら…。

それでは、また。


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