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メディアワークス文庫『ビブリア古書堂の事件手帖 5』

大人気ビブリオミステリ、5冊目。最新刊追いつきました。
私のサボりっぷりだと年1冊でも無問題。むしろ丁度いい。

五浦さんの覚悟に対して、栞子さんのけじめのお話。

前巻ラスト。言いやがった。言いやがりました、五浦さん。

そして案の定の、ちょっと待ったタイムな訳ですが、
余裕で待てちゃう五浦さん、良い人ですね。まさしく、これが大人の余裕。
学生だとこうはならんな、というラノベではあまり読めない雰囲気で、
大変、満足しました。

今回はそれぞれ断章が挟まって、解決編が2段オチに。
いやー、お母さんの影が完全にワルモノです……。

●『彷書月刊』(弘隆社・彷徨舎)
古本を売ったり買い戻したりの謎のお客様なお話。

ターゲットは志田さん。
前回、栞子さんのお母さん、智恵子さんとの関係を探偵・五浦さんにより
看破され、安心していた所にこれですよ。

今までと、看破された時の印象から、どう考えても悪い人じゃないよな、
とか変に歪めて見ていた感もありますが、1つ謎が解けると、その先を
考えない、ミステリ読者にあるまじき思考回路が敗因。

●手塚治虫『ブラック・ジャック』(秋田書店)
消えたブラックジャックが、そもそも何故あったのかを問うお話。

みんな大好きブラックジャック。保健室で読みふけった記憶があるのですが、
そもそも保健室は図書室ではないはずで、なんでそんな事になったのか、
よく分かりません。はてはて。

それにしても、あの本も版ごとにそんなにバリエーションあったんですねぇ。
奥深い……。

●寺山修司『われに五月を』(作品社)
仲違いしていたはずのダメ弟に送った稀覯本の理由なお話。

お母さまの試練、最終戦。これまでのどれよりも深く関与して、
これまでのどれよりも深い傷跡が。
トリック自体は一番簡単っぽい感じですけどね。
あからさまではあるけど、闇が見通せないと分からないという。


●リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(新潮文庫)

プロローグ、エピローグ。

いやぁ、プロローグ読んで非常にドキドキしてましたが、
エピローグでちゃんと解決してくれたので良かったです。
次の巻まで引っ張るかと思いました。

栞子さんの答えは自明でも、なぜお母さんに会うまでは保留だったのか。
さっぱり分かりませんでしたが、聞いてみれば「らしい」理由でした。
今さらですが、すごく某読子さんっぽく思えてきた。
まぁ、読子さんはもうちょっと頼り甲斐が……あれ、あったかな?

何はともあれ、五浦さん、栞子さん、おめでとう。

それでは、また。


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