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ファミ通文庫『“空蝉” ヒカルが地球にいたころ…… 7』

私も朝顔「で」折り返し、全12巻かと思ってましたが、
朝顔「から」折り返しという事なので、全10巻ですかね。

するってーと、ホントに大詰めという雰囲気がちらほら。

ヒカルの帝門家事情に迫ろうと思ったら、隠し子発覚でそれどころじゃない話。

未亡人属性のお姉さん、蝉ヶ谷空さんが今回のターゲット。

テーマとしてはお母さん?
ヒカルの最愛の人への葛藤、そして空さん自身、さらには是光の幼少期と、
個別に見れば単純でも、重い話が波状攻撃でみんなみんなブルー状態。

中でも是光が完全にトラウマ発症でダメな子。
夕雨の時と同じで完全に惚れちゃってますよね、これ。
すっかり甘えんぼ状態なので、問題解決への動きが鈍い鈍い。

それでも帆夏に葵に朝ちゃんにしーこにひいなにと、
いろんな人に慰められ、尻を叩かれ。
でもって決め手の、ヒカルと是光の泣き笑い練習。

凹んだ分だけ立ち上がった時の雄姿がカッコいいったらないです。
凹みっぱなしの空さんなんて、メじゃないね!

一方でヒロインさん達も、多くなってきましたが、
それぞれでいろいろやっており。

カラー口絵を見ると、ヒカルの隠し子へのそれぞれの反応が、
まるっきりギャグの様相ですが、本当にギャグなのは俊吾さんくらいのモノで、
みんな複雑な思いを抱えての行動なのです。

一番素直に見てられるのは帆夏さんですな。
いつもの是光の女難に一喜一憂なのですが、前巻で朝ちゃんとみちると、
二人も心配事が増えた上に、今巻の空さんと。

頑張れと言いたいけど、この子は何を頑張ったらいいんでしょうね。
察するに余りある、見事に可愛そうな娘さんです。

朝ちゃん、月夜子さん辺りは両極端というか、特徴ある行動っぷりで、
特に月夜子さんは、情の深さの次元が違うですよ。
これが先輩、大人の女性です。むしろ月夜子さんが母親といっても
いいですよね。

あと何気に小晴おばさんが良い味だしてました。
世話焼きなのもそうですが、ご自身の家庭の事情というか。
まだちょっと続くのか、これで十分に救われたのか気になる所です。

気になると言えば、一朱が本当に酷い役回りですが……。
気にしたら負けだと思っています。え、ヒカルの子供産みたい?

それでは、また。


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