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電撃文庫『三井澄花と四角い悪魔 2』

四角い悪魔、すなわちクレジットカードなお仕事ラノベ2冊目。

やたら詳しいなと思ったら、作者の本業みたいな?
完全に偏見ですが、取立ての傍ら今までの作品が出来てたと思うと、
なんだかすごい引出持ってたんだなぁ、というか…。

2冊目もお客様は薄幸の美少女……という訳ではなくて、
割と普通にダメ人間で、真面目な主人公ブチ切れ巻です。

「救済」という意味では第1巻が理想像過ぎて、
ちょっと見劣りはしますが、お仕事モノとして避けては通れない失敗話ですな。

上司に言われたことは全てメモを取り、ノルマやら義理やらを気に病み、
ひたすら頑張っている新入社員な主人公。なんて恐ろしい!

「定時に帰れないのは効率が悪いから」とか、
そんな事を真面目に考える人間がいるのか、この世の中?
社会人な読者にとっては、いろいろと胸に刺さる思考回路で、
見てて非常にツライ。

職場が素敵過ぎるゆえにそこまでの無菌培養的な素直さが保てるのか?
自分の何がダメなのか一緒に考えて教えてくれるとか、羨まし過ぎる。
それが必要になる、繊細な職業ではあるんでしょうけどね、取立て。

ラノベの主人公に嫉妬してちゃ始まらないので、さておき、
第2の取立ての方はというと、換金のしくみがお勉強になったという感じ。

新幹線の回数券か。金券ショップでなんでそれが売られるのか、
ちょっと不思議だったりもしたんですが、そういう仕組みだったのかと。

そしてもう一方の軸であるラブコメの方はというと、
主人公と織子ちゃんが初々しすぎて、逆に犯罪的になりつつあるような。
やっぱり社会人と女子高生はだめだって。
お付き合いするというならいいけど、キープはまずい。

澄花も食いつく気あるのかよく分からないし。あんたあの子のなんなのさ。

しかしまー、人物名の縛りがアレなので次が何かという楽しみと共に、
ネタ切れ=終了と巻数にも影響しそうで、ちょっと怖いです。
…ネタが切れなくても続きが出るのかちょっと怖いですが。

それでは、また。


関連

三井澄花と四角い悪魔 1

ぷれいぶっ! 3

藤堂家はカミガカリ 3

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