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ラノベ作家休憩所『中性小説。』

C82の戦利品。
森田季節先生と愉快な仲間達による小説同人誌。

前の正常小説積みっぱなしなんですが、帰りの道すがらで
我慢できずに読んでしまいました。てへへ。

日日日、大樹連司、十文字青、橘ぱん、森田季節、藍上陸の6人による短編集。
とりあえず勢いで決めたっぽいですが「中性」がテーマ(?)

出版社を通したら出来ないようなアレコレを試してる人が多いですな。
思いのほかサクッと読めたので正常小説も早く読まないと…。

●こなゆきデマゴギー
日日日さん担当のほんわか幼女(妖女?)奇譚。

嘘のようなホントのような嘘のようなホントの話という、
日日日さんらしい意地の悪いすっきりしたお話。

ほほう、これが妖怪レインコート女という都市伝説の真相……いや、ねーよ!
で終わりという説もありますが、この本の中では一番好きです。
決して幼女が出てくるからではないよ!
こなゆきの表現が綺麗で気に入ったからですよ!

……でも、飾られちゃうとかえろいですよね。

●学園都市DDR
大樹連司さん担当の邪気眼空想病異能力バトル小説。

邪気眼に開眼したものがホントに異能力を発揮して自治国家を建国してみた。
……けれど。というような展開。

異能力バトルのなんでもありさ加減と、現実に立ち返った時の後味の悪さっぷり。
この2つが絶妙にあわさった怪作ですな。
空想病なネタはラノベでありがちですが、いろんな作品もろパクリのパロディ
ですので、このネタはここだけでしょうな。

●キヨ×フォーエバー
十文字青さん担当のバイオハザード無双なぶっ飛び小説。

思っていた以上に頭おかしい感じの仕上がり。
ゾンビネタでグロゲチョでもありますし、狂人による世紀末なお話でもあります。
出版作品ではいろいろセーブしてるのかなぁ……、と、
なんだか背筋がヒンヤリしてきますが、そういう楽しみ方もアリということで。
おそろしや……。

●ボーイミーツボーイ
橘ぱんさん担当の性転換ラブコメ。

ここでようやくラブコメです。
それだけで一番ラノベっぽいとか思ってしまうあたり、
偏ってるのは私の読んでる作品なのか、昨今の流行りなのか。

まぁでも、ずっと惚れていた幼馴染みが男になったら……、
いろいろ来るものがありますな。TSモノではありがちなのかも分からんですが。
あえて捻り捻った感はありますが、短編ですしこのくらいは。

●オオカミとハヤブサ
森田季節さんによる宗教的哲学な無意識小説。

一番小難しい感じ? 何だろうこの……何だろう?
ちょっとなにいってるかよくわからないです感がイイ感じといえます。

兄妹愛というのか、恋愛というのか、それこそ何ものでもない中性なのか。
悟りの境地というやつなのかなぁ。でも愛は執着だから悟りとは違うか。

とりあえず、あの寺社仏閣を巡っている人が書いた小説なんだなぁ、
と、何か納得行きました。

●搦髪の夜
藍上陸さん担当の人形愛作品。

人形である必要は、人形が好きだから以外有り得ない感じです。
百合というかレズってイメージですが、個人の感想です。
解放されたお人形はいったいどうなったのか……。鬱が広がります。

それでは、また。


関連

みみっく!

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