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MF文庫J『剣の女王と烙印の仔 8』

杉井光さんの最長編ファンタジー。ついに最終巻。

そう言われてみれば、8冊とか……なかったなぁ。
まぁ、今だと神メモも8冊目ですけど。
あっちもあっちで、あんなに長くなるとは…。

聖王国と公国の戦い、アンゴーラとの戦い。
でもって、クリスとミネルヴァの行方。

神様やらアンゴーラやら出てきて、随分と風呂敷広くなりましたが、
よくまぁ、これだけ畳んだものだという感じの締め。
神様の戦いはよくわからなかったけど。

流した血の量を考えると、とんでもない戦争であり、終戦に当たり、
やり遂げた…! という感じではなくて、
なんとか終わった……、と疲労の色が濃そう。
何もかもナギ払いましたからなぁ…。

数少ない利益。レベルが上がった! 度で言うと、ダントツでパオラ。
最終巻でも遺憾なくその存在感を発揮しており、素晴らしかった。
衛星兵ですよ。衛星兵。
フラン様とかガリレウスとか、統治者側とはまた違うカリスマですな。
命をかけるに値するとはまさにこのこと。

あとの人は凄いには凄いんだけど、散り様が凄いというか、
捨て身であるが故の凄さというか。

中でもアナスタシア様。ここまでぶっ壊れるとは思ってもみなかったです。
この歪みっぷりは何と言ったらよいやら。
ニコロへのアレなのか? という問いが正しいのかどうかも分からない。
勝とうとしていたのかどうか、ねぇ。

それに対するフラン様も、烙印をここぞとばかりに使っての対峙。
壮絶っていうか、あっけにとられるというか。
どういう感情を持てばいいのかも分からない、とりあえず驚いてみるけど!
みたいな、そんな感じでしたなぁ。

でもって、ラスボス(?)のカーラ先生。
どう見ても魔王です。本当にありがとうございました。
対するジュリオ……よりも、シルヴィア様。この対決が恐ろしい。
カーラ先生の心境やいかに、だなぁ。
求めるものが手に入らないと知る事、それが絶望であるという事。
そのままだけど、そういうことなんだよなぁ。

最後になりますが、クリスとミネルヴァさん。
あれだけイチャイチャしてて、ここに行きついて。
ハッピーエンドだったのか、バッドエンドだったのか。

神様という高次の存在に対し、なす術なしだったのはこの二人だけって事で、
他の登場人物達よりも弱かったんだ、という事なのかもしれません。
でも、それ故に一番人間らしかったのも彼らなのかも。

ともあれ、完結お疲れ様でした。
楽しかったです。ありがとうございました。

それでは、また。


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