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電撃文庫『偽りのドラグーン 5』

王子と偽王子が、竜と機竜が戦う戦争モノ。
いよいよ盛り上がってきたと思ったら、完結です!
つまり、いつもの三上延さんだった。

ビブリア古書堂が異例の大ヒットだから……という訳ではないと思う、たぶん。

ついに仮面の元王子の正体を悟り、しかし偽王子とバレたジャンが、
決戦を前にそれドコロじゃねえって事で、決戦に立ち向かうお話。

ジャンの復活&ど根性での決戦を締めて、完全勝利! っぷりは、
なかなか面白かったです。

ただ、戦争が完全終局したわけではないので、まだいろいろとこれからだよ!
って感じは残りますが、その辺は余韻ってことで。…いいのかな。

あれぇ、最終巻でどこまで風呂敷広げるんですかあああ!? 的な、
いつものアクロバット風呂敷畳みではありませんでしたが、
さすがベテランの締め方でしたという感じで。

冒頭のジャン復活……ジャン・アバディーンが有罪うんぬんという辺り。
あそこがかなり私の中ではツボに入りました。
切り抜け方よりも、そういう覚悟を決める、
決めざるを得ないというこの状況を作り出した三上さんがすげぃ。

そういう意味ではやはりアダマスががが。
絶対途中で死ぬとばかり思っていたのに、最後まで生き残って、
何させる気なんだとずっとずっとヤキモキさせられっぱなしでした。

最後のお仕事に関しても、良い狂気っぷりで頑張ってました。
ヤンデレてクリス締め殺すとかしなくてホントよかったよ……。ホントに…。

という事で、最大の懸念事項であるジャン&ティアナ様&クリスの大三角形は、
最後まで盛り上げた割にはもやっとした仕舞い方……。
ジャン最後まで気付いてないのが腹立たしい!
ティアナ様とクリスの心労の一部でも分かってあげないと酷いだろう。

ラブ寄せで言うと、最後の最後でスポットの当たった黒の鉄姫。
あとマグノリア先生とか漢らしくて素敵でございました。
完全に割を食ってる…というか、これしか予定されて無かっただろっていう、
描写の少なさが切ないです。
ってか、姫さまとかホントどうなるんだろうなぁ、この後…。

さておき、全5巻。竜の乗り方から戦争の仕方まで、
ぐいぐいと広がっていく世界観が楽しかったです。

ありがとうございました!

それでは、また。


関連

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ビブリア古書堂の事件手帖 2

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