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角川スニーカー文庫『ベティ・ザ・キッド 上』

2009-2010でザ・スニーカーに連載されていた、
秋田禎信さんのロードノベル。

上下巻完結ですっきり(?)終わる、砂漠のロマンなお話です。

賞金首に殺された両親の仇を討つべく、
賞金稼ぎとして砂漠の街から街へ旅するガンマンなお話。

荒野を超えて砂漠だったり、ガンマンだけど乗り物が戦車だったりしますが、
まぁ、一応、西部劇的な雰囲気ということで。

上巻の4話+1話は世界観お披露目な感じでいろんな街のお話だったり、
登場人物の回想だったりと、短編集っぽい作り。
派手ではないけどしっかりきっかりの雰囲気で目が離せなくなったり。

●01:Bety the KID. ――砂漠のガンマン
何は無くとも、まずはキッドのお話。
追って追われて砂漠の旅路。

ロストテクノロジーな戦車にのってはいるけど、基本的には町中で銃撃戦とか。
まぁ、暗殺者とか出てくるとまるっきりオーフェンでやってるみたいな
バトルですな。

説明は省かれ気味なのでいろいろと脳内補完よろし。

●02:When you've seen the sea you've seen them all.――海を見るということ
今シリーズのキーパーソンであり賑やかし要員、フラニーのお話。

戦車、砂漠、ともう一つの重要要素である、
シヤマニの解説(?)とか。
存在自体は北米のインディアン的なそのまんまっぽい感じで、
そういう雰囲気を出すためかと思いきや、それどころじゃないのが、
最後まで読むと驚きです。

フラニーの存在はも、殺伐としたこのシリーズにおける唯一の和み成分。
砂ペンギンとあわせてですが。

●03:Laugh and grow fat. ――嗤うこの星で
戦車出てきても全然戦わないなぁ、と思ったらここで登場。

乗りモノじゃなくて兵器だよ! ということで、戦車vs戦車。
ミリオタでもないと、ぶっちゃけなにがなんだか分かりませんが、
ウィリアムさんのマジパネェっぷりが加速。
フラニーも超能力でばっちり活躍してるけど、ベティは砲手として……、
って、発射ボタン押すだけですけど。
戦車の役割分担な戦い方がなかなかチームワークしてて良いですな。

●04:Give it a name, girl. ――血の虚名
たったたった、フラニーにフラグがたった! なシヤマニ話。

この世界でのシヤマニの地位をばっちり書いた感じですが、
それどころじゃないフラグが立ってたんですなぁ。
と、下巻まで読んだ後だから言える感想。

●Una Bara Per Lo Sceriffo ――町の正義
尺が余ったそうで書き下ろしの一話。

フラニーの寝物語にベティの活躍話のはじまりはじまりと。
殺された保安官の娘が、保安官を名乗って頑張っている話。
つまりは、失敗したベティの話ということで、
ベティにとっては精神的にキツイでしょうな。

それでは、また。


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RD 潜脳調査室

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