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角川スニーカー文庫『サクラダリセット 6』

いよいよクライマックスな、能力者たちの街のお話。

始まりの咲良田と、浦地さんの目的と、ケイの行動と。

浦地さんが計画を開始していろいろ事件が起こったり、
全てを悟ったケイ君がやるべき事を探したりなお話。

「能力」は人を幸せにするのか不幸にするのか。
人の幸せに「能力」は必要なのか不要なのか。
そーゆーお話だったのねー、と。ようやく話の終着点が見えてきました。

誰もが合理的に理性的に相手を口説こうとしつつも、
根っこの所は感覚的な理由で、話し合う余地なしという、
とんでもねー展開にやられました。

考えさせられると思わせて考えたら負けなのです。
考えちゃって負けてる人が、これ索引さんとか宇川さんとかなんだろうなぁ。
相馬とか春埼辺りも、負けが入ってる気がしないでもない。

その辺、ケイがよく分かってて、すごいふっ切り様だったのが意外。
ありがちに考え過ぎてウジウジとし出すんじゃないかと思っていたですよ。
さっさと切り替えて自分のやるべき事、もとい自分の我がままに素直で、
とても清々しい。いいよいいよー。

浦地さんはこれまた極端で欲求に素直というか、思い込んだら一直線というか、
もはやそんなレベルでもないか。
情に訴えたら理屈で否定、理屈で返したら情で否定。
もう一人だけで完結してるんですな。
簡単な生き方なのか、難しい生き方なのかよく分かりません。

終着点もアレですが、過去編入って世界観の全容も見えました。
この世界全員能力者なのかよ! という驚きの真実ですが、
冷静になってみるとその設定は割と無茶なんじゃあ……と思わなくもない。

3人以前が成り立たなくなっちゃうので、
やっぱり能力はその3人と同時に現れたか、
全人類が能力者ってのは3人の認識違いとか、かな?

ともあれ、春埼がものすごい勢いで物語から隔離されてますが、
リセットは……どうなるのか。相馬の思惑も底が見えてませんし。
実は終着点全然違うのかも疑惑がまだまだあるよー!

それでは、また。


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サクラダリセット 4

サクラダリセット 3

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