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メディアワークス文庫『探偵・日暮旅人の忘れ物』

「愛」を視ることのできる探し物探偵……というのが、
ちょっとだけ戻ってきた感のある3冊目。

しかしながら、旅人さんの怪しさ爆発です。

主に過去編、という感じ。
なので時系列がとっ散らかって若干分かりにくいかも。

それと言うのも、2巻の締めでダークサイドに落ちた旅人さんが
今までも如何に暗躍してきたかを描いているせいです。

そんな時間軸のおかげでユキジやテイちゃんはともかく、
陽子先生が大分割を食っている……。愛はどこいった。

●隣の静寂
メジャーデビューしたストリートミュージシャンが落ちぶれる話。

誰のために歌うのか。
そういう価値観でもって音楽聞いてるかって言われると、
どーなのかなと自問しちゃいますが、オーソドックスに愛の物語。
この後どーするんだい、という気もしますが。

そして、旅人さんはどこまでを見通してたのやら。不穏だ…実に不穏だ……。

●森の調べ
昔のジャズバンドが今に遺すお話。

先のお話に出てきたバーのマスターの昔話から始まる、
ちょっとした小話です。イイハナシダナーの幕間という感じで。

●爆弾魔の憂鬱
爆弾テロを画策する犯人が旅人さんに先回りされる話。

仕掛けようとすると旅人さんとテイちゃんが現れる、
爆弾テロというテーマでなければ完全なギャグ回。良い無邪気だ。

テイちゃん巻き込んでる時点でわざとなのか本気なのか、
良く分からなくなっていたんですが、想像以上に腹黒でした旅人さん。

●雪の道
ユキジ君とアニキと旅人さんのお話。

ユキジ君の過去話ですな。
不良のリーダーだけど良い奴なユキジ君がいろいろ思い知ります。
ユキジ君のこの不幸体質……主人公かっ! ってくらいですな。
麻薬やら暴力団やら、旅人さんともいろいろ繋がってきちゃいます。

そんな事よりも、妹ちゃんなにこれ。
可愛いのは良いんだけど、ここから類が及んだりしないか心配。

さり気にテイちゃんの過去……というか出会い編を兼ねているけど、
そこはかなりあっさりだったな……。
お母さんの事情は思ったよりよろしくないというか、
解決したとしてどーすんのって感じ。

●夢のぬくもり
白石警部が本性(?)をあらわしてうへへな話。

警部が動き出す、と言っても旅人さん逮捕の流れではなく、
ラスボスと思われた白石警部あっさり罠にかかってんですが……、
え、旅人さんがラスボス? 終着点がどこになってるのか見えなくなった…。

それでは、また。


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