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ファミ通文庫『“文学少女”と恋する挿話集 4』

“文学少女”の短編としては最後になる4冊目。

“文学少女”と心葉君はもちろん、
“文学少女”見習いから、美羽様、ななせ、舞花ちゃんに、蛍まで。
作中補完に後日談に。

●“文学少女”見習いの、発見。
菜乃が腐に目覚める話。……ではなく。

『ジョバンニとカムパネルラは、ホモだったんですよ!』という、
この一言が名言過ぎてすごい。くそっ、やられたっ!

とりあえず、元気な菜乃を見てるととても元気になれますね、
ってことを思い出しました。菜乃が好き過ぎて生きてるのがツライ。
菜乃の頭なでる心葉君が最高です。

●“文学少女”と物思ふ公達
恋を語らう遠子先輩な話。
心葉君の動揺っぷりをみてるのが楽しい。

といいつつ、自分も何気に動揺してる事に気付いてがくぶる。
あれ? 遠子先輩なんだから。あれ、でもまさか、あれ?
すごく心葉君の心境をトレースできた気がする。

ですよねー。

●“文学少女”の今日のおやつ ~『かもめのジョナサン』~
遠子先輩がぴょこんぴょこん。

見なかった事にしようは無いです。そんな奇行はガン見するべき。
しかし、かもめのジョナサンってそういう話だったのか。
家にあった気がするけど、なんだか読まなかったんですよね。
難しそうに見えたのか、怖そうに見えたのか記憶が定かじゃないですが。

●“文学少女”と幸福な子供
心葉君がトラウマに竦む話。

美羽と別れて、不安定な時の心葉君がいかに遠子先輩に救われたのかという。

ここまでの恩を受けて、その後で道化から始まる一連のエピソードとなるわけで。
それであんな遠子先輩嫌い、みたいな顔をしているっていう心葉君が信じられない。
時系列からするとなんだかすごく不思議な気がしてくる。

とはいえ、心葉君のツンデレっぷりも相当なものなので、
心の独白をしても本心では無いというのも、まぁ、頷けるし良いかな。

●“文学少女”と騒がしい恋人たち
“文学少女”に迫る生徒会長さん達なお話。

勘違いに勘違いを重ねる、いつもの遠子先輩などなどのすちゃらか話ですな。
いや、とはいえ勘違いも仕方ない素振りでは確かにありました。

生徒会長それは無いわ―。畑中さんもそれは無いわ―。

そんながっかり感あふれるお話ですが、
雪野先生のゆびわエピソードでいろいろ挽回してます。イイ話だなー。

●アトリエの内緒話
遠子先輩が心葉君を好き過ぎてマジパネェ話。

そのまんまな訳ですが、遠子先輩可愛いです。
いろいろ秘めてますな。先輩のプライドでああなったという訳か。

●不機嫌な私と檸檬の君
心葉君の妹、舞花ちゃんがヒロインの座から降りる話。

まさかの押しかけ妹で新ヒロインだったのかっ! と、
妹属性ファンをにわかに賑わせた舞花ちゃんでしたが、
同級生のお節介などなどで、現実に戻って行きました。

外伝という事を忘れれば、スッキリとした中学生のコイバナですな。
幸せになっているわけだから喜ぶべきですが、なんとも複雑な気分。

●《それぞれの想い》美羽~戸惑いながら一歩ずつ~
美羽様のツンデレタイフーンに芥川君が如何に立ち向かうかという話。

菜乃と対決し、しかしぼろ負けとなった後の美羽様。
機嫌超悪で……と思いきや、芥川くんとの関係を指摘された事に心奪われ、
なんだかすごく良い雰囲気?

心葉とは完全に違うタイプだけど、ホントこれで良かったのだろう。

●《それぞれの想い》ななせ~天使へのコール~
ななせがいつも陰で支えてくれた天使な夕歌に出会う話。

ななせ就職後とか、どんだけ年代ジャンプしてるの……って感じです。
そこでこの回収ってことは、大分時間かかってるんだなぁ。
それだけかけて、まず一歩。そしてこれから…ってことなので、まだまだです。

ななせは目的定まっちゃえば、出来ないことがない娘なので大丈夫ですね!

●《それぞれの想い》蛍~嵐のあとの陽の中で~
麻貴さんの娘、蛍が幽霊な蛍におびえる話。

娘さんずいぶん大きいですね! どんだけ年代ジャン(ry
加えてその娘さんが蛍ときたもんだから、びっくり仰天です。
悠人君も大きくなってたくましい感じでびっくりだけど…。

しかし、麻貴さんも母親らしいというからしくないというか。
親と子の距離的には、私はこのくらいが理想だなー。

●“文学少女”の今日のおやつ ~『桜の森の満開の下』~
遠子先輩がお花見をする話。

遠子先輩の桜餅……。ゴクリ。
食い意地が張っているという心葉君の常套句も、どこか空々しい。
遠子先輩も言うように、桜の魔力ですかねぇ。

●シュークリームの秘密
あのシュークリームを作るにあたって、遠子先輩が何をしたかという話。

いじらしいというかなんというか。胸は関係ないだろ!?
と誰か野村先生に突っ込んであげてください。

画集の店舗特典ペーパーってことで、やたらデカイペーパー付いてきたな!?
という思い出が。

●“文学少女”の今日のおやつ特別編 ~『百年後』~
卒業していった“文学少女”が、編集者を目指して頑張る話。

た、確かにタイピングは編集者には必要だろうけど……、
それが出来るのは当たり前だよね! 現代人!
とはいえ遠子先輩は“文学少女”だから……。

頑張ると同時に語られる百年後の詩がデカい。
やっぱこういうのが“文学少女”の醍醐味ってことで。

それでは、また。


関連

“文学少女”と恋する挿話集 3

“文学少女”見習いの、卒業。

“葵” ヒカルが地球にいたころ…… 1

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