« 電撃文庫『さくら荘のペットな彼女 5.5』 | トップページ | 電撃文庫『しにがみのバラッド。リバース。』 »

富士見ファンタジア文庫『花守の竜の叙情詩 3』

敵国の王子と王女が、お互いの「成長」によって夫婦となる話。

作中の待ち時間よろしく、のんびり続いていたですが
この3巻でめでたく完結。

1巻2巻と、近付いては遠ざかり、遠ざかってはまた引き寄せられると、
随分な運命だったアマポーラとテオバルトなわけですが、
この3巻でもだいたいそんな感じ。

失った大事な記憶を思い出したいとか、無事でいて欲しいとか、
姿は見えなくても想い合っている場面がありつつ、
お互いが見えるようになったら、今度は不安に押し潰されて遠ざかる。

そんな2人の内面を交互に見せるもんだから、ドキドキが止まりません。
モヤモヤも止まらないのが困りものですが。

ファンタジー世界だからいっぱしの大人扱いな二人ですけど、
やってる事は学園モノの学生さんみたいなモンですからね。

また、そんな2人に挟まれて、でも強く生きてるエレンが一番大人です。
2巻だと若干影が薄かったエレンですが、3巻は大活躍だったので、
かなりテンション高いですよ私。

悪魔の目がエレンに向いた時は、ちょ、やめてええええ! って感じでしたが、
その誘いがかすりもしないとか、傑物すぎやしませんか。

アマポーラとテオバルトの物語ではありますが、
エレンなくては始まってもいなければ終わりもしなかったですもんねぇ。

他の登場人物もきっちりとオチがあって、そういう意味でも綺麗に終わってました。
ラシェル、神様、キャンディッドに、ロゼリーまでちゃんと救われましたからね。

あれ、銀竜一人忘れられてや……ゴフンゴフン。
ま、まぁ、あの人もちゃんと救われてますよ。
私の中では神様は幼女なので、なんだかロリコンぽいイメージが止まらない。

ってところで。

楽しい、美しい時間をありがとうございました。

それでは、また。


関連

花守の竜の叙情詩 2

花守の竜の叙情詩 1

紅牙のルビーウルフ Tinytales1

|

« 電撃文庫『さくら荘のペットな彼女 5.5』 | トップページ | 電撃文庫『しにがみのバラッド。リバース。』 »

02_富士見ファンタジア・ミステリー文庫」カテゴリの記事

アニメ・コミック」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222518/53151228

この記事へのトラックバック一覧です: 富士見ファンタジア文庫『花守の竜の叙情詩 3』:

« 電撃文庫『さくら荘のペットな彼女 5.5』 | トップページ | 電撃文庫『しにがみのバラッド。リバース。』 »