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メディアワークス文庫『シアター! 2』

売れない劇団が頑張って金儲けをしつつ、
全力で演劇するために切磋琢磨に熱血しつつ、
男女入り乱れてるので、ラブ寄せもあるよ!

という三位一体な有川作品。

鉄血宰相によって金儲けのなんたるやを知る劇団員と、
劇団員によって、演劇のなんたるやを知る鉄血宰相と。
って感じで1冊目が綺麗に締めてたから、2巻はちょっと意外だった…。

2巻は劇団員それぞれのいろんな事情。

●etude:01
古参で熱血な黒川さんの話。

ネタとしては、小物で稼ぐには何がいいか? ですけど。
引き出物を例にした「要る/要らない」理論はわかりやすかった。

金儲けはともかく、意見とりまとめ役の災難というか。
完全に貧乏くじだから酷い…。
しかも、主宰の巧も当てにならないんじゃ、
これがどこぞの同人サークルなら離散の危機ですよ。

司さんの懐あったかいナリ……、と言う事なのか、
普通にフォローに入れに行ってる秦泉寺と巧の縁の深さなのか。

●etude:02
掲示板炎上と牧子さんのプライドの話。

羽田千歳に対して、女としての優越感と役者としての優越感と、
それを両立(?)させてる牧子さんマジカッコいい。
まぁ、それは1巻からそうでしたけど。

巧と千歳との比較で、まぁ、これは確かに……惚れるわ、
という二人もやたらカッコ良いですな。
ほんと、牧子さんか千歳が性別逆なら丸く収まってるのに…。

さり気なく犯人特定のアレに感心してしまった。
書きまつがいじゃなかったのか。

●etude:03
ん、誰だっけ…。な、大野さんと小宮山の話。

プライド?が邪魔して失敗するパターンかと思いきや、
小宮山のスーパーフォローによって事なきを得る。
これでナシのつぶてだったら……まぁ、鬱になるよ。
石丸との違いはなんだ! というと、さり気ないかどうか?
大人力という奴なのやも。

●etude:04
喧嘩する新人、スズと千歳の話。友情。

何をやってもダメダメなスズに言い訳なんかあるはずない、と思っていたが、
意外にも黒川は空気読めてないし、千歳は意地張ってるだけだしで、
黒川や千歳こそが子供っぽいように感じる不思議!

その点スズは、反省して前向きになっててとても素敵です。
ごめんなさい出来る子は素晴らしいと思います。
って、なんか子供だなそれ。

さり気なく茅原がイイ感じなのはむかつく。お前はリア充したらだめだ。
まぁ、きっぱりとフラグブレイクしてますけど。

●STAGE.-1/0
着々と借金返済しているが、残る時間もほとんどない。
という中での、予定のお話。

何と言っても、巧と牧子さんが。
ってか、牧子さんと春川母様ががが。

巧の「言ってやりましたよ!」が完全に前座。
牧子さんのうろたえっぷりにコロッと騙されたところで、母さま登場。

え、なにそれ、女の人強い! という典型的なお話ですな
さすがは有川さん。若者の背中を押す親世代を出したらピカイチ。

そんなわけで、借金完済の3巻まで続きそうです。
ラブ寄せ要素も後は、千歳と司しかないぞ! 楽しみ。

それでは、また。


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