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電撃文庫『毒吐姫と星の石』

紅玉いづきさんの今年の本?
まぁ、もう去年ですけども。

デビュー作である『ミミズクと夜の王』の続編ってことで、
かなり期待度の高いお話だったので、
なかなか覚悟決まらず読むのが延び延びに…。

夜の王に祝福された異形の王子と、
その隣国に生まれ、忌み子とされた毒吐姫の物語。

ミミズクの続編であるのでもちろん前作読んでると良いのですが、
あくまでもこのお話は「異形の王子」と「毒吐姫」のお話。
夜の王と真昼姫はおとぎ話の扱い。

まぁ、大丈夫だろと読み始めましたものの、
途中で我慢できなくなってミミズク読み返しましたが!

全力で楽しめないのはツライ。
と、そのくらいこの途中からの盛り上がりっぷりはすごかったです。

エルザのどん底っぷりもなかなか酷いモノで、
さすが紅玉さんと感心していたのですが、
そこが始まりであり、そこからがもう凄いのなんの。

ディアはそれこそミミズクがあるので、
そこからの積み上げ、這い上がりのための「強さ」があります。

が、エルザはこの巻のどん底からなので、
二人で同じ道を歩いて変わっていっているけれど、
もはや這い上がりというより、生まれ変わったかの様。

いやー、輝いていた!

ここぞで出てきた真昼姫から、ゾクゾクしっぱなしでしたねぇ。

最後に至っては単なるラブコメにすらなる、
ハッピーエンド補正もある意味真昼姫のおかげか。
まったく良い仕事してくれます、ミミズクちゃん。

お仕事としては聖騎士さん辺りが一番体張ってるはずですが、
そこはあっさりダイジェストってのも、書きたい部分が定まってて、
紅玉さん歪みねぇってことなんでしょう。

ま、聖騎士さんはどうも電撃文庫MAGAZINEの短編で補完されてるらしいので、
そちらも是非にってことで。

それでは、また。


関連

ミミズクと夜の王

ガーデン・ロスト

雪蟷螂

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