« 講談社ノベルス『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』 | トップページ | MF文庫J『みにくいあひるの恋 3』 »

ファミ通文庫『“文学少女”見習いの、卒業。』

単なる後日談でなく、それはもう渾身の横恋慕となった見習い編もついに最後!

このまま10巻くらい続いてもおかしくないと思っていたけれど、
ついに。ついにきてしまったか…。

菜乃の暴走と迷走の日々の終着点やいかに。

前巻の引きである親友、瞳ちゃんの話『“文学少女”見習いの、寂寞。』と、
来る卒業式の日の話『“文学少女”見習いの、卒業。』の2編。

『ある日のななせ』も数ページ挟まってるけど、
すっかり引き立て役になってしまったななせはもう……。

心葉君争奪戦に思わぬ伏兵…ということで、菜乃がついに動揺するか!?
と思ったが、さすが菜乃さん! なんともなかったぜ!

全然、修羅場にならない……。ってか、なる雰囲気にすらならない。
ななせまで絡んできて、とってもハートフルです。むしろ爆笑した。

瞳ちゃんの三角関係(?)な話については、そこまで行きついたなら、
それもう死ぬ必要ないじゃんよ……とか思ってしまったけれど、
いわゆる一つの「中二病をこじらせた」的なところで、得心しておいた。

最後の井上ミウはかなり意外で、その展開にはしてやられたり。
これはやられたなぁ。と思っていたが、そのすぐあとの、菜乃ハグで総毛立ち。

「幸せになるなら――行っていいよ!」

この台詞のためのお話だった。と言っていいと思った。
いやー、まっすぐ行って右ストレートでぶっ飛ばされた気分。

…という300ページを経ての、『卒業』ですよ!
あと100ページで心葉君とのこと全部精算すんの!? 無理だろ!?!?

って思ってたのに、ばっちり決めてくれやがりました。
ありがとうございますうううううう!!!

バレンタインデーでボケて、ホワイトデーで凹んで。

卒業式で、それはもう見事に卒業していきやがったと。
その贈りモノなら納得せざるを得ない。心葉君、あんたなんという……。

失恋だって分かり切ってて、どうしようもないのに始まったこの恋話だったけど、
ここまでピッカピカに輝くなんて。叫ぶの我慢しすぎて憤死するかと思った。

ホントにホントに、素晴らしい暴走特急だったなぁ……はふぅ。
なんだかまだ“文学少女”続くみたいなので、どこぞでチラッと出てきてくれれば。

それでは、また。


関連

“文学少女”見習いの、傷心。

“文学少女”見習いの、初戀。

“文学少女”と恋する挿話集 2

|

« 講談社ノベルス『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』 | トップページ | MF文庫J『みにくいあひるの恋 3』 »

03_ファミ通文庫」カテゴリの記事

アニメ・コミック」カテゴリの記事

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/222518/50923622

この記事へのトラックバック一覧です: ファミ通文庫『“文学少女”見習いの、卒業。』:

« 講談社ノベルス『零崎人識の人間関係 戯言遣いとの関係』 | トップページ | MF文庫J『みにくいあひるの恋 3』 »