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富士見ファンタジア文庫『生徒会の九重』

著者いわく『読んだ印象としてはシリアスに感じるかも』

“かも”というか、まー、シリアスです。
10巻で本編終わりだそうなので、クライマックス展開。

裏表紙あらすじの「だいたいあってる」っぷりに今気付いた。

いつものノリもあるんですが、深夏がデレたり、
サブキャラに良い感じのスポットが当たったり、会長の過去話が出たりと、
変則的な話が多く、全体的にクライマックス展開。

こんな時どんな顔をしたらいいか分からなくなる人が出そうですが、
当然のことながら「笑えばいいよ、普通に」という感じで。

●卒業式当日
間に合わなさげな鍵を待つ生徒会メンバー側のお話。

今巻各話の合間合間にある回想シーンとあわせて、
いつものオープニングエンディングのシリアスノリって感じで。

は、どうでもよくて林檎ちゃんが可愛いですね!
さすが義妹。ポイント高すぎる。特に「イラッ☆」のあたりが。

●テコ入れする生徒会
『生ダラダラ生徒会11ページ』を挟んでノリを戻しつつ、
生徒会メンバーのイメチェンな話?

前巻でアレだった深夏が唐突にデレ期入りを宣言していたという事実に、
まったくもって驚愕を隠しえないのですが、
なんのかんのでいつも通りだから落ち着きました。

むしろ、三つ編みにどんな魔力が秘められているのかが気になります。

何気にこれの前にある生ダラのカオスっぷりが意外と面白かったのですが、
これはいったい誰がポチったのかという疑問が。

●絡む副会長
リリシアさんにべったりくっつく杉崎鍵。
もちろんリリシアさんはデレデレです。な話。

か、勘違いしないでよね! の大安売り。なんという狙い撃ち…。

しかしながらリリシアさんはサブヒロインなわけで、
どんなにデレてても鍵にフラグが立たないという鬼仕様。
某アイドルさんと同じで、ファンディスク=外伝でしか報われないはずなのに、
本編でこれをやっちゃう辺りが…いえ、なんでもありません。

幽霊の正体見たりは、ちょっとどーかと思ったって言うか、
それは勘違いし得るのかどうなのか?

●送る生徒会
卒業式の送辞、答辞を考えるという体で、漫才する話。

「答辞。死ねばいいのに」が一番ツボにはまった。
会長さん、あんた間違ってないよ。その受け答えで正しい。

あとは「全面戦争じゃぁー!」な会長さんのはいてない疑惑に
目が行っちゃう感じで。ここではいてないとか脈絡なさ過ぎて逆に?

●最後の一歩
回想のあとの桜野くりむと、荒んでる時の紅葉知弦の出会いのお話。

回想でいうところの「くーちゃん」ともギャップのある会長ですが、
この話でも空回りっぷりが痛い感じでブルーな気分間違いなし。

知弦さんも荒みまくってて容赦ないですが、ツッコミ気質が幸い(災い?)して、
どうにかこうにかどん底な空気にならずに済んでいるという感じ。
最後の方、逆の意味で壊れて、むしろ生徒会という雰囲気に回帰してるあたりが、
ちょっとしたカタルシス?

●渡す生徒会
散々シリアス展開で来ていた訳ですが、
ここに来て、帰ったきた! いつものノリ! という話。

具体的にはバレンタインなので、生徒会メンバーが鍵にチョコ渡す話。

知弦さんに深夏、会長に真冬ちゃんとそれぞれ、
びっくりするくらい動揺しまくりで、可愛いことこの上ない。
鍵は死ねばいいのに。

動揺っぷりはやっぱり知弦さんがダントツで可愛いなー。
ちょ、いつもの仮面とれてるよ! と突っ込んであげたくなってしまう。

お話的には真冬ちゃんがオチをつとめててよく頑張っていたと思います。
もちろんあれはセクハラなので鍵は刑務所入りするべき。

それでは、また。


関連

生徒会の八方

生徒会の七光

生徒会の火種

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