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電撃文庫『ぐらシャチ』

ダブルブリッドが終わって、1年。
ということで、中村恵里加先生の新作。

…というのが、もう2年前? ですが。げふんげふん。

そんな“かなり奇抜な”ガールミーツボーイなお話。

ちょっとうっかりな主人公榛奈が、オカリナの練習に海に行ったら、
言葉を喋るシャチに挨拶されて、親睦を深めていく……
だけだったら、何の問題もないんですがねぇ…。というお話。

挨拶と同時に波に飲まれて死の淵をさまよったり、
学校へ行ったら件のシャチがとある生徒のふりをしていたり、
街では小動物が異常な死に方をしていたり。

人間でない人間の形を真似ているモノを描くという点では、
とてもダブルブリッドなお話でした。

言葉だけで通じ合うのはとてもとても難しい。って事が分かるというか。

前半辺りは、榛奈がうっかりをこじらせて天然炸裂で愛らしいっぷりなので、
シャチも喋るだけだし、あらあらハートウォーミングという感じですが、
グラが黒田君として現れる辺りから容赦なくなってくる。

まず黒田君からして容赦なく合掌だし、
平八さんも心配してる描写が多い割に、あんまり解決しないままだし。

後半の榛奈は、半分おバカ、半分仕方ない感じの聞き分けのなさで、
可愛げという点ではだだ下がりでしたけど、締めは割と良かったかな。

弟君が初っ端の姉突っ込み、中盤の気遣いっぷり、後半の絡みっぷりと、
良い感じの役者で完璧でしたのを除いて、ほんとサブキャラに救いが。

短編もあったし、2巻も微妙に告知あったんだけど…。
無いのかな、どうなのかな。

それでは、また。


関連

シャチのいる非日常 01(電撃文庫MAGAZINE Vol.11)

電話の向こうの虚偽と真実(4月、それは――××××)

まい・いまじね~しょん

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