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電撃文庫MAGAZINE Vol.12

2月売り号。

電撃小説大賞とほぼ同時期のはずだけど、
そこらへんの話は前号でやったからあんまり無い。

そういや、電撃文庫1億冊キャンペーンの特賞、
電撃文庫一年分ってのは、当たった人もう受給始まってるのかぁ…。
毎月16冊ほど送られてくるってのは…どんな気分なんだろう。

●高浦さんちの家族計画
竹宮ゆゆこによる『わたしたちの田村くん』スピンオフ。
前号の続きで『~お兄ちゃんの帰還(後)~』

痛い意味で魔女に育った義妹、伊欧に会いたくて会いたくて、
義妹お手製怨敵必殺呪人形を頼りに女子大生脅してまで会いに行ったお兄ちゃん。
その後の顛末や如何に。

って感じなんですが、転がる方向が見えないのなんの。なにこれ。

呪殺の導きを乞うあたりまでは、まだ分からんでもないわけですが、
呪殺しにいき、逆に返り討ちに遭う伊欧にまずびっくりだし(でも可愛いので許す)
そんな伊欧を見てやきもきするお兄ちゃんは、まだ分からんでもないわけですが、
思い余ってXXXXしちゃうお兄ちゃんにもびっくり(絶対に許さない絶対にだ)

ぶっ飛んだ設定でコメディに走るかと思わせて、
現実に立ち返ってシリアスに突入すると見せかけて、
ぶっ飛んだ設定のままシリアス展開とかホント何だこれ。

しかし、泣いちゃう娘は可愛くて仕方ないなぁ。
前号だと有栖ちゃんで、今回だと伊欧だけども。特に今回の伊欧は見事だった。

ということで、なんか変な具合にまとまって……終わり、なのかな?
めでたしめでたし。

●多摩湖さんとキスババ抜き
文庫になるってことは、多摩湖さんシリーズとでも呼ぶべきか。第二話(?)

前回の脱衣ポーカーも相当変態でしたが、今回ももちろん変態です。
扉絵を見れば、だいたい察して頂けるかと思いますが。

バカップル以上の変態カップルであるところの多摩湖さんと黄鶏くんが、
黄鶏君の自宅(両親在宅中)、その自室でキスの練習をする話。

ルールは簡単、ババ抜き(二人)で負けた方が、買った方に
ババであるトランプに書かれている体の部位へキスをする。これだけ。 …これだけ?

キスの練習なので「唇」はありません。
「頬」「耳」「お腹」「足」とだんだんマニアックになってきて、
「眼球」「脇」と来るわけです。

さすが入間人間と言わざるを得ない。あなたが神か。
というより、変態としか言いようがないです。

高校生が照れながら、相手の足にキスする。それで想像出来る通りのお話です。
ってか、後の方「舐める」になってましたし。(眼球、お腹など)

世の中には、こんな合法エロがあるのか…。

ところで、多摩湖さんからQを引き抜いて、それがそのまま手札に残るなら、
Qがババだよね。二人ババ抜きなんだし。文庫では直ってるのかな?

●竹宮ゆゆこエッセイ
野郎にはあんまり縁がない美容院の話。

命がけ…。プ、プロや…。ほんまもんのプロや…!

しかし、そのあと美容院関係なくなって、
なんだか久しぶりに食べ物ネタを見た気がする。安心した。

●べにたま・みねもりのぐっとくる話
新年早々、導入が変態すぎる。
「今年初の金属バット」って、みねもりさん、それヤバイよ。

そして前号の中村恵里加さんのネタ「ぐっとくる死に方」が、
今回採用されたような気がしたが、そんなことなかったぜ!
そんなことないこともない、か。

しかし「死に方」は自重されたほうで、本当は「殺し方」かよ!
自重しようよ、中村さん!

そんなわけで、今回のお題は「ぐっとくる主従関係」
べにたまさんと、みねもりさんが、すごくまともに語り合ってる…!
どんだけ二人「主従関係」が好きなのかと。

私としてはべにたまさんの言っている
「絶対的な主従関係だけど、たまにそれがひっくり返るのがぐっとくる」ってのが、
確かにその通りだと思った。

ただそれが、みねもりさんの言う「自分が上の立場だと仮定しているから」なのかは、
ちょっと熟考が必要なのかもしらんですな。そうなのかな?

締めで、作家さん自重みたいな話になってるけど、
別にゲストで呼んじゃえばいいんじゃないのかね。チャットなわけだし。

●OBSTACLE OVERTURE
パーティ11人目、前の人すっかり出なくなってきたけど。
今回は『パイレーツ』さん。

銃と剣を持った司令官的な感じ。
もちろん前回の『カラテカ』さんを砲撃した人です。

微妙にホライゾン2巻でも出てきていた「私掠船」の歴史的なお話。
国家公認なのに私掠とはどういうことか、という。

確かに、山賊と違って海賊だと、「船」という元手が必要で、
やるからには大掛かりなモノになるんですなぁ。
ただ、陸と海って属性違いなわけじゃない。

国家公認でやってたから、貴族と張り合って云々ってのもなるほど。

●境界線上のホライゾン 補習教室
今回1ページ! 食堂の断面図でござい。

とはいえ、あんまり語る事はないか。
前回の課外教室の舞台だぜいぇー! ってくらいで。

●境界線上のホライゾン 課外教室
今回はマイペースな会計補佐ハイディ特集。

過去になんかすごい事あったらしいけど、そこに拘らないために、
今のマイペースさがあるそうな。
シロジロともども、良い奴なんです。

ってことで、やってきました朝市。
中世(?)の市に関しては、割と他の作品でも見ることあるから特に違和感なく。

ギルド制の話も『狼と香辛料』あたりでキッツイ話も出てるので、
そこまで突飛な話でもないかなぁ。

とりあえずここでも誾さんが頼れ過ぎますが、
別に黒盤でも良かったんじゃないかな! アデーレも浅間も需要あるよ!

で、クッキングパパなお話は、ミトツダイラが塩漬け肉を作ります。
生肉が腐らなくなるってどういうこと? ってのが、説明されてて、
なるほど感心。水分無くなるからか。はー。

とはいえ作中でも言ってる通り、この日本でやるにはちょっとアレかもですな。
湿気が…。

●イラストコラボレーション
メルちゃん、「この女の子の足も臭いと思います」って、何言っちゃってるのよ!?

●電撃作家スペシャルトーク
第三回は有沢まみず×五十嵐雄策ってことで、ラブコメなお話。

でも、私の中で有沢さんは『インフィニティ・ゼロ』の人なので、
どうしてもラブコメって言われると違和感が……!

方法論に関しては、面白そうに書いてくれてるみたいで、特に言う事ないかな。
あとは読者がそれに共感できるかできないかってだけだし。

なんで言う事としては『銀色ふわり』は今年中に1冊出るかもしれないそうです。
まじかーーー! 打ち切りじゃなかった! 打ち切りじゃなかったんだ!

●レンタル・フルムーン SS
どうせなら前号じゃないのか、と思わなくもないけど短編です。
あれ、でも「短期集中連載第1回目」の文字があるってことは、続くのか?

「残念」なキャラクターをキーワードに、ラブコメのようなホームコメディのような、
そんなノリの貸本屋さん話。
そんな作品解説が前号はあったのに、今回は無い…。おいおい。

『天使のはじめかた』ってことで、
その中に出てくる残念な神様と残念な天使さんの馴れ初めのお話。

残念な神様ラクアは最初から最後まで徹頭徹尾残念で、
誰かこいつ早くなんとかしろよ!! と言いたくなる。

しかし、残念な天使フジエルが初めは真面目にカタブツだったにも関わらず、
良い話風に進んでいく物語の毒に中てられて、直滑降よろしく残念さを発揮し始め、
ラクアも良い天使持ったな…、みたいな生温かく見守る読み方に着地する。

これがもう、素晴らしく素晴らしい。

最初と最後の変貌っぷりだけを見ると、おいおいそりゃ無いだろ…と言うべきなのに、
過程によって、見方が変わるというのが不思議であり、快感。あー、いいわぁ。

ツクモとかクルンが居ないと、なんだか物足りない気分だけど、
楽しみ方としてはまったく変わらんなぁ、というか。

それでは、また。


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