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電撃文庫『境界線上のホライゾン 2下』

1153ページ。間に浮気しつつも読了に1ヶ月くらいかかった…。

かつての終わクロ7巻に匹敵する勢いで出てきた2下巻。
三征西班牙と英国の2国と同時に相対する、凶器な本。

最終巻とか、どんなことになっちゃうんだろう…。
2000は無理だよね。糊的に考えて。

1000ページ超えて、いろいろ盛りだくさんなんですが、

英国との相対戦(続き)
 →三征西班牙とアルマダ海戦&英国でメアリ奪還戦
  →三征西班牙と真・アルマダ海戦

…な、流れ。

●英国との相対戦
劇場空間で個々人大暴れ。
見所はやっぱりこの後に繋がっていく戦闘。
狼男ドレイクvs黒い白魔女ナルゼ、
大法官ハットン君vs滑らない副会長本多正純、
猟犬ウォルシンガムvs銀狼ミトツダイラに、
ツンツンなシェイクスピアvsヘタレ書記のネシンバラ。

水着男とか、常識人魚とか、ショタ国璽も戦闘してたけれど、
割りとウケ重視な戦闘で、凄いと言うより吹いた。
必死さが足りないので。

そういう意味で、ナルゼとミトツダイラがヤバイ

ドレイクまじ狼。いや、食べちゃダメだろ。
ここで他の誰でもなく、誾さんが助太刀に来るってのも、
度肝を抜かれましたわ。

ミトっつぁんは強い方の人なので、
劣勢でも最後に勝つんだか負けるんだか分からないハラハラ感が良い。
でも銀鎖という武器が特殊すぎて、
何がなんだか分からないのがちょっと難点。

相対戦終わって、ついに出てくるエリザベス女王は期待を裏切らない変人で、
女王の盾符面々の女王心酔っぷりと合わせてかなりツボ。

●三征西班牙とアルマダ海戦&英国でメアリ奪還戦
アルマダ海戦は、まさかの三征西班牙総長セグンド無双
煽って煽って、テンション上げ上げ。
頼りなさげなセグンドがこのままでは終わるはずないと思っていたけど、
他の誰も頼らずに独りで奮闘するとは思わなかった…。
フアナさんの嘆きっぷりも見事。

川上さんの話は敵が敵に見えないから、敵だろうと味方だろうと、
思惑通りに戦闘が進んでいくと、うおおお…と思わざるを得ない。

逆に武蔵はダメージ食らえないと散々説明されてただけに、
いきなりここまでフルボッコになるとはアルェー?
アデーレ涙目可愛い。なんて、言ってる場合じゃない。

メアリ奪還戦は、もう、先にあげた相対戦のリベンジが熱すぎる。

ナルゼの負けられない気合っぷり、超回復で余裕綽々になったミトツダイラ、
ヘタレ返上のネシンバラ、滑れないせーじゅん。もう、超カッコいいです。

でもやっぱり一番はネシンバラだなぁ。
幼少期の繋がりについて、一体どう決着のかが一つの焦点だったんですが
ネシンバラはヘタレなので何も期待できないとして、
シェイクスピアがどう思っててどう動いてくるかにワクワク。

そんな中で「文章」による戦闘だから、
その想いの打ち合いという感じが実に熱かった。
シェイクスピアさんの笑顔、マジ乙女

とはいえ、奪還戦の大一番。点蔵の告白シーン。
噛みながら、野次られながら、見事にやってのけた漢点蔵。
思ったよりはあっさりでしたけど、これからにも期待できるので良いか。

●三征西班牙と真・アルマダ海戦
セグンドがもはやこれまでとなった所で、
三征西班牙のステルス艦が活躍しないわけが無い。

改めて艦vs艦のアルマダ海戦。
ボロボロの武蔵に必死の三征西班牙で、最新ステルス艦、武神、機鳳。
役職者が出てきては、聖譜顕装に大罪武装と全力出し切る大戦。

みんなみんなでワイワイやって、盛り上げて盛り上げて、
その雰囲気のまま役職者へバトンタッチする展開は、すごかった。

ノリキの魔球潰しも、シロジロの金の力も、白虎と朱雀も、魔女復活も、
すげー盛り上がったし、大爆笑だったわけですが、
最後の最後、武蔵の大回転と、誾さん決死の大立ち回り。背中ゾクゾク。

武蔵の大回転は、もう、一言「やりやがったー!」と。
一枚絵、凄すぎる。

誾さんは二代とのタイマンで、やってやられて。
防御的攻撃馬鹿と攻撃的防御馬鹿による、双剣双砲と槍の相対。
とにかく誾さんの気合の入りっぷりが鰻上りでパネェ。

ま、勝負の決着よりもその後の展開の方が超展開でしたけど。
最後はちゃんとトーリが服を着てたので安心した。

最終ページ、ラブラブカップル達でのハッピーエンドでしたけど、
ここになんでシェイクスピアが居ないかなぁ!

それでは、また。


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境界線上のホライゾン 2上

境界線上のホライゾン 1下

境界線上のホライゾン 1上

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コメント

君と歩くひだまりを、という本を読んで、他の人はどういう感想をしてるのかなと思って検索してここにたどり着きました。
なんというか、微妙に残念な感じがしてたのですが、いまいちどう捉えたらいいのかと思っていたのですが、こちらの感想を読んでなるほどと思いました。
とても的確だと思います。

投稿: モキエル | 2010年6月20日 (日) 20時34分

モキエルさん、コメントありがとうございます。

『君と歩くひだまりを』
 まぁ、残念ながら残念な作品でありました。
残念ということは、惜しいってことだと思う訳で、
その辺含めて気合入れて書いたのがあの記事です。

そこで何がしか得られたのであれば書いた甲斐があるというものです。
ありがとうございました。

投稿: サトロ(管理人) | 2010年6月22日 (火) 12時08分

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