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メディアワークス文庫『シアター!』

去年末に創刊された脱ラノベなレーベル。

今まで、電撃でもちょいと異色を放っていた作品を、
違うレーベルでひとまとめにしました、みたいな。

「ラノベ枠で並べないで」と通達が有ったとか無かったとかいうほど、
結構、力を入れて頒布してるみたいですね。

その一人として、電撃ハードカバー作家だった有川浩さんが贈る、
小劇場の役者達を描いた、いつもの有川作品ってことで。

売れてるようで儲かっていない劇団に所属する弟が、
ついに借金を作ってお金を無心にやってきたら、
兄貴が金貸す代わりに鉄血宰相となって締め上げるお話。
いわゆる一つのサクセスストーリーだけど、熱血っぷりがすごい。

久しぶりに有川さんの本読んだですが、
どっぷり有川作品読んだー! とシミジミ思う。

最初はヘッポコのダメ人間かと思っていたら、
意外にやるじゃん、お前! となって、
最後にはいやっっっっほおおおおおおおううう!! みたいな。
とかく熱意に巻き込まれる感じで。

売れない劇団を立て直す、というのはちょっと語弊があって、
その辺りはかなりご都合主義的な部分がある。

しかししかし、それによって得られるこの盛り上がりっぷりで、
本当に「楽しそう」に見えるわけだからして、
やっぱりそれでこそ有川作品なんだろうな。

それと、今回はほのかに香る程度だったというか、
熱血っぷりに圧されちゃったけど、人間ドラマという名の、
イチャイチャもしてます。

司と巧のブラコンっぷりも大概だけど、
二人に関わる千歳も良かった。

あとがきで語られている通り、千歳のモチーフが某みゆきちって事で、
いろいろ思うところが無いでは無いが、そこはフィクションという事で。

有川作品、劇団員、みゆきちのどれかを知ってる人は読むといいよ!

うっかりすると続いてもおかしくない展開だけど、
さすがにそれは望みすぎか…?

それでは、また。


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