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電撃文庫『藍坂素敵な症候群 1』

シーキューブが軌道に乗ったからか、
新年明けましてで新シリーズな水瀬さん。
おめでとうおめでとう。

白でも黒でもない、藍水瀬のご開帳。

自転車やら、傘やら、人形などなど、
突然何かが好きで好きでたまらなくなる耽溺症候群。
それを“治療”して回る医術部のお話。

欲望のタガが外れた人間を描くってことで、
なんとなく『断章のグリム』に通じるようなネタですが、
料理の仕方がどうしようもなく水瀬作品。
これなら作者名伏せられてたって分かる、と自信を持って言える。

シリアスとコメディとの配分を変えたという事ですが、
超常現象がちょっと控えめな分、こっちのが黒いってことかな。

しかし、超常要素が無いかというとそんな事も無く、
シーキューブが楽しめる人なら、十分楽しめるだろうという感じ。

主人公の那霧君は、どこかの春亮君同様、
まったく役に立たないパシリ兼ストーリーテラーさんですが、
最後の「藍坂素敵な症候群」候補ってところで、
ちょっと巧いと思ってしまった。悔しい。

その肝心の藍坂素敵さんは、いわゆるフィア役ですが、
なんかもう「しゅじゅちゅ」って言わせたかっただけじゃないか、
と思わなくも無い。ドジっ娘属性が無いのが実に不思議だ。
いや、空から降ってきたり、いろいろ脱げたりと、
十分にハレンチイベント起こしてるから、立派なドジっ娘か?

他の方々はなんだか活躍したようなそうでもないような。
能力名は出たけど、技名叫んでないし。
水瀬さんの事だから、なんか必殺技とか出るんでしょ?
と、期待に胸を膨らませてみる。

味方は良い意味での変態、敵が悪い意味での変態と、
変態だらけの作品コンセプトに感動した。
ムチャシヤガッテ…的な意味で。

それでは、また。


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