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電撃文庫MAGAZINE Vol.9

ついに2ヶ月放置してしまった…。
情報誌として利用する気が無いのか、私は。

と言うわけで、8月刊ですが今さら感想をば。
秋シーズン開始のアニメの話題とか、電フェスの話がちらほらですが、
はいはい、時代遅れ時代遅れ…。

●狼と香辛料
『行商人と鈍色の騎士』って事で、珍しくロレンスの過去回想。
ホロはほとんど何もしません。

寂れた砦に居たお爺さんとの一晩のお話。
ちょ、老騎士めちゃくちゃカッコえええええ!?

豚にエサをあげたり、鶏の卵をとったり、羊にまたがったりと、
騎士様も戦うだけじゃご飯食べられないよ! 的な所がとても面白かった。
作者の思惑通りに面白がらされた、という感じ。

ど直球でドンキホーテを意識しているんだろうけど、いや、やられた。
じじい萌えですわ。

話変わって、表紙のホロは…これもうどうなの?
水着ですらなく全裸って。

でも意外と買うとき、店員さんに対する抵抗意識は無かったりして。

●キノの旅
『違法な国』って事で、久しぶりのキノです。

すさまじいほど文芸に秀でた国民が居る国に出来た新しい法律により、
ほとんどの文芸が『違法』となってしまった話。

すなわち「犯罪描写の禁止」
犯罪を描くと、それに影響されて犯罪を犯す人が居るから禁止。

どこかのエロゲ規制で聞いたような、聞かないような理屈…。
正論のようでもあり、暴論のようでもあり。

どっちか判断つかなくね? というのが持論なんですが、
「どちらか一方を推して、他方を排除する」という人が理解不能。

いつか決着つくんですかねぇ…。

●18mガンダム 時雨沢恵一レポート
お台場にあったガンダムを写真に収め、その魅力をひけらかす企画。
時雨沢先生、なにやってんのwwwwwwww としか言いようが無い。

結局、見に行かなかったんだよなぁ。残念。

●光の庭、庭の光
まーた、入間人間氏が変な短編(?)を綴っていまして。
2編セットで何か分かるような、分からないような。

『光の庭』
虐待されてる極貧のお家の子供が、家族の皆様をSATUGAIなさる話。
一文ごとに文字数が増えていく仕様で書かれてて、
もう、こんなの“頭悪い”としか言いようが無いよ、えええええええええ。

とは言え、意外と普通に読めます。
逆に文字数多くなる後半なんかは、入間人間氏のいつもの文章と言う感じで。

ネタとしては本当にいつもの入間人間氏で、救いが無いです。
虐めたり虐められたり、殺したり殺されたり。
とりあえず、双子のお姉ちゃんの方は、あれ? これもしかして? と思ったけど、
そんな予感も何のそのでぶっち切り余裕でした^^

『庭の光』
こっちは一文の文字数固定で、延々と掛け合い。

単に閉じ込められたお嬢さんの脱出における独り言……なんだけど、
って事は、どういう事だろう?

最後の台詞的に、コオロギさんが保護されて6年後って事なんだろうか。

●蜻蛉迷宮
胡蝶の夢かー。そういう事しちゃいます?

って訳で、過去編。
呪い殺す……どころか、直接殺りに行ってますが。

そしてそこで、異能バトル勃発。なんだこれ。

決着が着いたのかなー、って所で夢から覚めるとか。
えー、これは…どういうことなの?

●OBSTACLE OVERTURE
8人目はバードさん。吟遊詩人でござんす。

補助系呪文の使い手……という訳ではなく旅芸人の側面が濃いのかな?
手先が器用だから盗賊互換、みたいなイメージでしたが、
旅芸人だから間諜として…って考えると、結構しっくり来るんですね。

世界の歌マップを作る一つの賢人組織ってのも面白いですし、
聖歌、呪歌の差分も結構興味深いところ。

でも、この衣装に付いてる外部拡声器は、どう見てもマクロスです。
本当にありがとうございました。

●境界線上のホライゾン 補習教室
2巻、まだ読んでないけどな!

武蔵の横町と縦町の解説。
寸法とかお部屋の配置とか、超細かい。そこまで決めてんの!?

施設に関して、どんなのがあるとか何のためにあるとか、
なるほどなるほどと言う感じです。

が。次のページが。

CADソフトでお部屋作ってみたってどんだけー!
いや、確かにブログで校舎概略とかそんなの載ってましたけど!

●竹宮ゆゆこエッセイ
第二回のお題は夏が暑いという話。

読んでるのが今と言う時点で、完全に反応する機を逸しました?
今年の夏はコミケにも行かなかった所為なのか、
あんまり暑いイメージ無かったなー。

とりあえず、自分をホルモンに例えて、
涎たらすのはさすがの私もちょっと引くわ…。良い意味で。

●べにたま・みねもりのぐっとくる話
今回のお題は『ぐっと来る仕草』

…のはずなんですが。
仕草の話なんてほとんどしてないし、二人で話してるはずなのに、
他方の話を全く聞かず、己の趣味を語りまくってるし、なにこのふりーだむ。
掛け合いはどうした!?

結論として「タバコを挟んだ指で頭をがりがり掻きながら『ちわっす』と挨拶しつつ眼球を舐めようとするネクタイほどけかけの眼鏡の少女はぐっとくる」って事になってますが、
藤真さんがそれを描いてなくて本当に良かった。

ってか、この幼女はぐっと来る。馬乗りがエロいわ。仕草関係ないけど。
…そうか、こういう楽しみ方をするコーナーなのか。

●橋本紡 スペシャルエッセイ
ブログでもチラッと言ってましたが、飼い猫1号さんに噛まれた話。

噛まれた傷より猫キックの方が重傷で、でもそれを話すと皆笑うって、
まぁ、そうだろうなぁ…。

猫キックってなに? 猫パンチのことか? どういうシチュエーション?
と、ちょっと混乱気味だったりも。

そして、ここで半月のリライトの件を思い出した。
え、イラストは山本ケイジさんで変わらないのか。

●花×華
岩田洋季氏の新シリーズ。
短編かと思ったら、普通に導入だった件。いやん。

ラブレターで指定された場所に行ったら、
花ちゃんと華ちゃんとの因縁が始まったでござる、という話。

「両手にはな」って言いたいだけじゃないのか、という感じで、
ダブルヒロインの学園恋愛モノ。
惚れた理由も不明なままに、ひたすらベタベタしよるので、
なかなか鬱憤がたまる導入でした。主人公もいわゆる普通の男の子だし。

鬱憤がたまるといってもストレスって訳ではなく、単に「???」なんですが、
ただね、後から三号さん…じゃなくて、“幼馴染み”が出てきましてね。

こっちはストレス。主人公に怨嗟の声を聞かせてやりたいです。
幼馴染み、眼中にないとかお前の目は節穴かー!

映画部に何もかも取られ、存続も危うい映像研を立て直すべく、
花と華を引っ張り込む…ところで終わり。
これだけじゃ、特になんとも。え、これって続きは単行本? 連載?

そして、扉のこの娘は花ちゃんでOKなの?

それでは、また。


関連

電撃文庫MAGAZINE Vol.8

電撃文庫MAGAZINE Vol.7

4月、それは――××××

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