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電撃文庫『輪環の魔導師 6』

裏表紙の餌まきアルカインが、非常にチャーミング。
猫と歪んだ愛情をこよなく愛する王道ファンタジー、新章突入の6巻。

地方であるエルフールのゴタゴタが片付いた事から、
一気に世界が広がります。

…のは、多分次巻から。

今巻はほぼ骨休め巻。ホークアイ的な意味で。
ルナスティアを倒した事を報告したアルカイン達が3週間待機を命じられ、
今までのおさらいよろしく、伏線整理をしてくれます。

覚えてるつもりで、たくさんの設定やら人物を忘れてた事に気付かされました。
なんだかインパクトのあるセロの女関係くらいしか覚えてなかったぜ…。

今巻の見所としては、整理しつつも複雑になる物語と、楽人シェリル様。

この物語のオチ所っぽい「還流の輪環」の謎についても、
星砂の世界観やら、聖人様の暗躍によって、大枠は出てきたので、
大きなモヤモヤが晴れました。

が、のんびりしているアルカイン達を尻目に、一方その頃な感じで、
北天将ルーファスさん一行と六賢人の方々も別の場所で話が始まってたり、
セロの夢で出てくる大罪戦争時の話で、勢力図が多層化。

魔族の人たちは新武器のお披露目会みたいな感じだったのですが、
次の舞台になりそうな場所で、おかしな立場に。

六賢人の方々は期待のニューフェイスなので、素直にワクワク。

聖人様の黒幕っぽいキャラはまぁ、さもありなんという感じでしたが、
驚いたのは楽人シェリル様。

16歳ですってよ!

アルカインがしきりに「様」付けしてたので、
余裕綽々の頼れるおねーさんっぽいキャラを想像してた…。

これはまたしてもフィノが危機感を覚えそうな普通の娘さんでしたよ。
燃料投下に余念が無いですな、作者殿。なんと恐ろしい。

過去編である大罪戦争のお話も、これから小分けで出てきそうですが、
キャラクターが一気に増えたなぁ…。

「世界地図」が巻頭にあったのは、とても助かるです。
国を渡り歩く話だと、やっぱり頭の中だけでは厳しい。
私はマッパーには向いてないのです。

それでは、また。


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