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電撃文庫『紫色のクオリア』

うえお久光×綱島志朗のコラボということで、
電撃文庫MAGAZINEの増刊に載った短編と、その続き(?)。

自分以外が“ロボット”に見える女の子とその親友の女の子で、
百合百合してると思ったら……ちょ、まっ!?

雑誌掲載時の短編も大概、超展開な恐ろしいお話でしたが、
文庫に追加されてるその後のお話が、本気でヤバイ。

すこし? ふしぎな? 物語とか、そんな甘いモノじゃない。
下手を打てば、気が触れるレベル。

凄いには凄いが……これは、誰かに勧めても良い物なんだろうか…。

とりあえず理系で「コペンハーゲン解釈」と「多世界解釈」が、
何となくでも分かる人にはお勧めしておくか。
理学者の夢、「万物の理論」も出てくるよ! 必見だよ!
とか言って。

一応のテーマは『ロボットと女の子』なんですが、
ロボットを出したのはドリルのためだけじゃないかと思ったです。

前半で言えば、かなり重要なファクターだったのですが、
後半では全く別の狂気が荒れ狂っているので、どうでも良いんですな。

女の子の方は百合成分のためか。それは期待しても良いですね。
いろんな意味で。その点では結構何でもありです。

ただ、百合ってほんわかする側から、ギラギラした狂気が見えてきて、
心は休まりません。

ってか、気が狂っとるのがゆかりでなく、ガクちゃんなところが、
このお話の肝であり、狂気の核心だよなぁ。

あるいは某梨花ちゃまとか、某エンドレスなエイト的お話かとも思ったのですが、
あれともまた違うのがもうね。

「トライ&エラー」という言葉がトラウマになりました。

七美とアリスが可愛いくて、普通に日常を描いているだけでも面白そうなだけに、
この本の“変”さが際立ちます。

うえお久光先生はホント怖い…。

それでは、また。


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