MF文庫J『やってきたよ、ドルイドさん! 3』
ゆる百合コメディ。ケルトはどこいった。なシリーズ第3巻。
元々「ドルイド」という存在の地位向上を目指していたはずが、
作者的にその目的がどうでもよくなってしまった感がヒシヒシ。
すなわち、自重しない志瑞先生素敵!
パロディラッシュというか、もうなんか…吹っ切れたんですかね。
笑えると言うか、笑うしかない感じで。
●お局様がみてるっ!?
元ネタが大好きなのは如実に出ているけれど、
好きなのに、よりによって「お局様」とパロる度胸がアホすぎる。
「ツボーネ」はねぇよ!
メインテーマ(?)である「サイが乱れていてよ」はちょっと自重したほうが良い。
収拾つかなくなってるよ! 王道だから良いけど。
●素直になれない、バレンタイン!
オトーフの出落ちっぷりに盛大に吹いたのに、
ホントにただの出落ちでネタが回収されないことに絶望した!
誰かツッコむもんだと思ってたのに!
シャレ子かワールか、なんか反応しろよ!
しかしチョコフォンデュ派が存在意義的にかわいそ過ぎる。
でも、学生のころにこういうのがあったら是非入りたい。すごい楽しそうだ。
あと、耳尻尾付きシャレイリアは是非イラスト化して欲しかった。残念!
●南海の大決闘だよ、ドルイドさん!
なんで臨海学校で水着回のはずが、大エビと死闘繰り広げる展開なんだよ!
と突っ込んだら多分、負けな話。
他にも「食べればあらゆる言語が話せるようになる秘伝のコンニャク」とか、
「かゆ、うま」とか、突っ込んだら負けな部分が多すぎる。
何気にゲイボルグがケルト神話由来だという話が聞けたのが、個人的に大収穫。
ロマサガ2で知って以来だからなぁ。ロンギヌスが有名すぎるんだよな。
●シャレイリアのパパがやってきた!?
夏穂が三つ指ついて、不束者ですが…みたいな話かと思ったら全然違った。
まさかラスボスになるとは。ラスボスになるとしても、よもや変身するとは。
変身するにしても、スカウタ……いや、眼鏡が割れるほどの戦闘力とは。
パパよりも須田よりも法香さんよりもアリアよりも夏穂よりも、
なにより誰よりチキン四天王がカッコ良かったよ!
いやー、頼れるニワトリは格が違うぜ。
良い感じに落として、このまま終わってもまだ続いてもいいような感じなのは、
大人の事情な気がする。
これはこれで面白いのだけど。
デビュー作は卒業して、そろそろ他の話も読みたいとは思う。
それでは、また。
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