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ファミ通文庫『魔王城 1』

『ガーゴイル』でアットホームばりばり書いていた田口仙年堂氏が、
すげぇを引っさげてきたと聞いて、飛んできました。

ガーゴイルでもそれなりにそれなりな事は書いてたので、
違和感って事は無いんですけど、見てみたいじゃないですか。

とある軍事作戦で上官に噛み付いた主人公が左遷させされた先は、
膨大な魔力を持って生まれ、その暴発を恐れて誰もが恐れる子供達の教員役。

生まれ持った力故に忌まれた子供達の心の壁を切り崩すには~、なお話。

いや、すごい面白かったです。
『ミロク』でも言いましたが、さすがベテラン。
苦労したとは書いてますが、こういうのでも全然アリ。

ただ、こっちはいつもの田口仙年堂節でも面白かったですが、
“『ガーゴイル』でアットホームばりばり書いていた田口仙年堂氏が、
すげぇ鬱を引っさげてきたと聞いて”読んだから、
それで面白いと感じたという部分も大いにあります。

なので、読もうかと思ってる人は、これ以上の情報は仕入れない方がよろしい。

以下、ネタバレ注意。

初めの戦場の場面で、バッタバッタ人が死んでいくのは、
これはすごい凄惨な事になりそうだと予感しつつも、
学校なネタになった時点で、結局アットホームなのかと安心しつつ、
さらにどんでん返って、冷や水浴びせられましたからねぇ。

魔人を兵器利用するってのは、想定の範囲内でしたが、
よもや使い捨てるとは思わなんだ。

二巻の表紙にメイが居なかったので、これはヤバイと怖気が走りました。
エイゴが裏切る可能性は無くとも、メイが諦める可能性が十分にあったし。

子供ネタはもうホント弱いです。メイ可愛いよメイ。

メイの逆転ホームランの後、自軍が魔人について是非二分したのは、
田口氏らしい優しさだなぁと思ったです。
逆転ホームラン自体も相当バカで、笑いましたけど。

あそこで否定一色であれば、今後また相当ヤバイ展開が予想されますが、
こうであれば、とりあえず最悪な事にはならなさそう。

メイ以前のバズも、やっぱり駄目で逃げたり、
理解した矢先に死んだりするんじゃないかとか思ったんで、
メイの話に移るまで、まったく気が休まらなかったです。

本当にこの1巻は心臓に悪かった。
だが、それが良い!

それでは、また。


関連

本日の騎士ミロク 1

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