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富士見ファンタジア文庫『白夢(スノーミスト) 1』

瀬尾つかさ氏の新シリーズ。
LOVE寄せも百合展開もなんのそので熱血展開を貫いた『クジラのソラ』から、
結構経ちますが…ついに始動という事で。

学園モノで襲い来る化け物を超能力で倒すような、
学園異能かと思ったら、普通に学園ファンタジーという感じ。

タイトルとあらすじで誤魔化されがちですが、これは熱血バトルです。
霧の向こうに何がいるか分からない、そんなビクビクサスペンスではありません。

山奥の学校に転校したら、そこは霧がやたら濃くて、
何やら霧の奥から狼やら蛇やらサソリの化け物が出てきて、
こっちは霧を使って剣やら弾を作ってそれで対抗。

記憶喪失の主人公の謎に迫ったり、壁を登りたがる女の子に振り回されたり、
親友ポジションの友達に教えられたり、小生意気な女の子に罵倒されたりです。

という訳で。

いつの間にかインフレしてる熱血バトルが、
前シリーズから相変わらずで物凄くカッコ良かった!

前は艦隊ゲームで、こっちは化け物との死闘で、
全然違うはずなんだけど、同じように燃えられるってのは、
やっぱり何か根っこが一緒なんだろうなぁ。

我に返って考えてみると、
敵やら味方の技にルビが入り乱れる辺り、ものすごくRPGチックで、
現実味に欠けるし、主人公のレベルの上がりっぷりが半端ないけど、
その辺り、こまけぇことはいいんだよ!

あの熱血展開で「瀬尾つかさ節」を大体思い出せた。
何を待ち望んでいたのか分かった。
それくらいインパクトあったです。

某所で恋愛分は置いてきぼりとか書いてあったんで、
そっちも前作同様かー、とか諦めてたんですが、
詠んでみたら、そんなことないかと。

何だかんだで熱血展開を突き進み、
恋愛分が置いてきぼりになりそうである事は否定しませんが、
まだ十分に期待できるだけの種は蒔かれてますよ。

天然壁のぼり少女と、小生意気なガキと、理論派メガネっこと。
吉野はお母さんポジションを獲得してしまったので微妙。

正ヒロインは雪姫さんっぽいですが、桜子のアタックが猛烈だったし、
神楽は熱血展開を共にしていたので、一人出遅れてしまったですな。

というか明らかに正ヒロインでない桜子さんがフラグ立てすぎてて、
これはもしかして死ぬのか!? と、すごいガクガクしてました。
無事にチンジャオロースが食べられて良かったね!

しかし主人公のおっぱい星人属性がストレート過ぎて…感動した!
前シリーズでは欠片も出なかった(と思う)から、
これは相当鬱憤が溜まっていたと見た。
いやでも、瀬尾さんはおっぱい星人だったのか…。そうかそうか。
主人公の武器も斬馬刀だったし、瀬尾さんもオトコノコってことか。
(読み終わるまでずっとハルバードかと思ってた、個人的趣味により)

月丸もこれで神楽と良い感じになったりしたらコロスが、
まだその気配は無いので、実に良いバカ友達で素晴らしい。
次巻で「小学生みたいな小学生」が出るそうだから、そっちが危ないな。

ってか、ドラマガに短編載ってるのか。どうしようかな。

それでは、また。


関連

クジラのソラ 4

クジラのソラ 3

クジラのソラ 2

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そこまで面白くないわけじゃあないんだけど、気になるところがいっぱいある作品だった [続きを読む]

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