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電撃文庫『狼と香辛料 11』

アニメ二期おめでとうという事で、Side Colorsの2巻。
つまりは短編集2冊目。

電撃文庫MAGAZINEで掲載されたホロ×ロレの短編2つと、
書き下ろしで駆け出しエーブさんの中編1つです。

コルは完全にハブられてますので、悪しからず。

■狼と黄金色の約束
レノスに向かう道すがらの頃のお話。

鶏の丸焼きをねだられて、ここには鶏なんか居ないだろと言い合ってたら、
道端で鶏を売っている名も無き村人が。

言い負かされてしょんぼりと鶏を買うロレンスかと思いきや、
目を輝かせ始めたので、ホロがジト目で見つめると言う感じが良いです。

ロレンスの空回りっぷりを見るのはなかなか面白いのですが、
ホロの超遠回しな乙女心が、なかなか理不尽でロレンス共々タジタジ。

経験無いので知りませんが、女って分からない生き物ですなー。

で、一番気になってるのが、レノスに向かったロレンス一向は
そのまま川を下って対立の町やらウィンフィールやらに行っちゃってる訳で、
この村への行商を一手に引き受けたのはどうなったの? という事。

引継ぎちゃんとやってるんですかね。見えないところで。

■狼と若草色の寄り道
いつとも知れず、どことも知れないお話。
過去話のようで、うっかりすると未来かもしれないくらいに時系列不明。

昼寝場所を求めて、森を抜けた草原を目指すロレンスが、
森で迷ってさぁ大変、な話。

商売は一切関係ない、ホロとロレンスがイチャイチャするだけのお話なので、
単純にロレンスの空回りっぷり意地張りっぷりを笑う事が出来る。

ホロもロレンスをからかってる様で、その実甘えまくりという清々しさ。
あぁ、もう!

■黒狼の揺り籠
今巻の目玉ストーリー。

エーブさんがまだフルールを名乗り、落ちぶれたばかりで、
商人見習いで失敗したりするお話。

村人に泣きつかれて買った積荷を売っては赤字が出る。
無茶に値切ってくる商会に新しい商談に行けば、変な男を紹介される。
散々疑った末にようやく信用を得て、商売を始めたら裏切られる。

展開としてはやっぱりなぁ、という感じではありますが、
いろいろ苦労してんなぁ、という言葉すらかけられない程、凄絶。
最後の方の雨降られフルールさんなんて、とんでもなく怖い。

借金と契約書も、怖いです。

ちなみに今、オーラーさんとベルトラさんって、
どこでどうしているんだろう?

それでは、また。


関連

狼と香辛料 10

狼と桃のはちみつ漬け 上(電撃文庫MAGAZINE Vol.7 )

電撃学園RPG文庫

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コメント

対立の町で「まだ生きているのは、アロルドくらい」って言ってたのから察するに少なくともオーラーは死んでしまったのでは?

投稿: | 2009年6月 1日 (月) 00時39分

コメントありがとうございます。

対立の町下巻、確認しました。
そういや、そんな事言ってましたね。
爺やがオーラーさんで、使用人がどうのというのがベルトラさんなのかも?

投稿: サトロ(管理人) | 2009年6月 1日 (月) 19時02分

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