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MF文庫J『剣の女王と烙印の仔 1』

MFJにまで進出の杉井光氏。
こんだけ書いておいて、まだ新シリーズとかノリノリですな。

しかして、作風はガラッと代わって西洋ファンタジー。
でもなんか、すごい趣味さ加減が滲んでて楽しそう。

自分の死を予知するお姫さまな少女と、少女を殺すはずの傭兵な少年のお話。

王家とか貴族とか、騎士とか傭兵とか、
その辺の日陰な部分がどす黒~く出てきたり。

ザクザクと雑兵が死んでいく一方、少年少女がキャッキャウフフしてたり、
バランスの難しい作品でした。
この1巻だけだと何ともいえない方向性という感じ。

キャッキャウフフは楽しい。それはもう物凄く楽しい。
クリスは杉井さんお得意の無邪気さと鈍感さで末恐ろしいし、
ミィナのツンケンっぷりはあざといにも程があるし、
フラン様もいろいろ含み持ってそうだし、
パオラもうっかりとしっかりのギャップに期待が持てるし、
ジルベルトがまさかのツンデレだし。

雑兵がザックザク死んでいく戦場も、それなりに鬱い。
傭兵は捨て駒として切り捨てられるわ、騎士も盾代わりに死んでいくわ、
腕やら手首やら飛び放題。
防具? 人体? ナニソレ紙で出来てるの? という感じの雑兵は、
まったくもって、中学生にはオススメできない鬱さ加減。
つまり、だがソレが良い。

それら二つが合わさって……まだ良い味になってるとは思えない。
ミィナの膂力が尋常じゃ無さ過ぎるのと、
クリスの萎え萎えっぷりに反した殲滅力に、ちょっと違和感を覚えてしまったので。

「烙印」をキーワードに、何ぞ説明される事があれば、
変わってくるかもしれないので、そこら辺は今後に期待。

1巻では思った以上に事が進んだので、今後どうなるかさっぱりなんですが。

四天王よろしく三王侯が続々と出てくるのかしら。
そんな雰囲気でも無いんだけども…。

今巻はミィナが暴れまわって終わったので、
次はフラン様とかパオラ辺りに焦点が当たったら良いなぁと夢見つつ。

それでは、また。


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