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電撃文庫『シフト 1』

電撃のハードカバー戦線が華やかなりしころの、
うえお久光作品。の文庫版。

ハードカバー版は、本棚スペースと相談して諦めたのですが、
文庫版としてしかも3巻が出るというので、つい買って……

今まで積んでました。初版で発売日に買ったのに。
ちょおごめんなさい。

中高生くらいの少年少女が眠りに付くと、
そこには戦士や魔法使いがモンスターと戦ったりしている、
ファンタジー世界へと“シフト”する。

いわゆる胡蝶の夢なお話というか、
オンラインゲーム的仮想現実なお話の変形版というか?

“―世界はクリアを待っている―”
というキーワードがすごい気になりまして。

どうせ夢だからと悪人になる子もいれば、
正義を気取って張り切っちゃう奴もいれば、
枯れて隠遁生活を送ってる者もいる。

でも、それらがみんなただの中高生である、というのが、
なんかリアルというか、納得できる雰囲気を出してて凄い。

殺しやセック○…という倫理や貞操観念の話とか、
レベルアップは精神的なモノで、
何かをその人にとって“クリア”した時というのとか。

主人公が隠遁生活の人とは相容れないリザードマン氏で、
いろいろ秘密を抱えつつも、枯れてそんな真面目な話をし、
何かと構ってくる女の子の用心棒にドキドキするような可愛い表情を見せ、
結局、ラブコメ方向なのか? と思っていたら。

昔の仲間関連の話から、すごい展開に。

コミュニティの拡大“国造り”と、そこでの異端者の処遇について。
いわゆる「戦争の無い世界を作るにはどうすればいいの?」みたいな。

そっちが本題かー!?

道徳観について話しているのなら、いくらでも落としどころはあったはずですが、
こうなってくると俄然、着地点が分からなくなりましたよ。

でも、この展開だとリカルトがなんでそんなに怪物嫌いなのかと、
そんな事をかんがえてしまう。

単なる異世界ファンタジーだったら、それも已む無しだが、
現実でモンスターな被害なんて想像もしないような中高生が、
見境なくなるほど嫌うどんな理由があるのか?

今巻出てきた敵役が人身売買魔法使いとか、女を侍らし魔法使いとかで、
モンスターなのが無かったからなぁ。

とりあえず、アケルがどう動くのか、
セラのヒロイン復帰はいつなのか、ミュズ姐さんに出番はあるのか、
小雪ちゃん再登場なるか、とかそんな辺りを気にしつつ2巻は目の前に。

最後に一言。アケルもて過ぎ。

それでは、また。


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