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電撃文庫MAGAZINE Vol.6

アニメの「とらドラ」と「禁書目録」の話と、
これから始まるアスラクラインの話。

でも、残念ながら小説は無し。

あと新人賞発行の月なので、単行本化されてる大賞~銀賞の紹介と、
“電撃文庫MAGAZINE賞”受賞作品が掲載されてます。

●アスラクライン紙ラジオ
相変わらずは相変わらずなんですが、
ふと奏っちゃんのキャストが野中さんだと気付いたら、
もうそれでしか脳内再生されなくなりました。

なにこの親和性…。

●狼と香辛料
「狼と夕暮れ色の贈り物」って事で、短編。

旅の食べ物について不満たらたらなホロに、
ロレンスが贈り物してご機嫌伺いな話。

狼避けの硬貨を使った最後のオチが実に臭い!

●失恋女と家出少年
入間人間氏の『電波女と青春男』の前日談な話。

流子さんが失恋します。青春男君ではなくて。
フラレた勢いで家出したら、同じく家出中の美少年と出会って、
何故か研究所に潜入するのです。

リュウシさんの独白が長いわ逸れるわ、ものすごく読み難い。
入間人間氏の作品っぽいっちゃぽいし、それでこそ面白いんですが。

ブルーブルーでハッピーハッピーなネタがちょっとツボ。
マザー良いよねマザー。

●ねこシス
「黒猫ラブストーリー」って事で、第二話で2日目の話。

美緒が学校に興味を持って忍び込んでみるイベントと、
人間の恋愛観について。

次女の千夜子が、クロちゃんの好意を素直に受けない事について、
美緒が悶々としたり、物申したりします。
あー、こうやって7日間続くのね。なるほど。

いわゆる空気読めというか、行間を読めというか。
まどろっこしいのは確かで、はっきり言えというのもごもっとも。

恋愛観については、経験の無い私が言えることは無いのですけど、
そうでないものの事であれば、単に面倒臭いというのが理由の大半じゃないかと。

千夜子の反応は最後に良い方にまとまるかと思ったら、そんなにでもなく。
でも、彼氏君もムチ見たくらいで逃げるかね。
BLが許容出来るんなら、ナンボのもんじゃい。

●隙間女(幅広)
今年から電撃小説大賞に出来た電撃文庫MAGAZINE賞の受賞作品。
要綱を見てないので良くわかんないんですが、
要は今までの短編小説賞というやつ?

誰も居ないはずの部屋に一人でいるとどこからか視線を感じる。
その視線を怖々とたどっていくと、家具と壁の数ミリの隙間に、
こちらを見つめる女が…。

という妖怪「隙間女」の話。
ただし、ホラーではなくて脱力コメディ。
爆笑ではなく失笑、苦笑という感じの。

作者インタビューで、好きな小説が「大久保町」というのが納得できる。

(幅広)というのが、一番の笑いどころだった。
あとはゆるく長くの笑いで、オチは読めちゃったけど、満足。
さらに言えば、この扉絵で勝ち! という気が。

●眼球奇譚
もう一つの電撃文庫MAGAZINE賞受賞作品。

こっちは素でホラー。…と言うか何と言うか。
某イギリスの有名人、ジャックザリッパーさんな話。

眼球を愛でる描写とか、眼球を抉る描写とか。
これで高校生とはすごいな、という風にも思えれば、
なんとなく文芸部ってこんなイメージ、みたいな文章でもある。

オチは意味不明、というか不気味演出のためだけかも?

●青の楽園
Vol.3で出てきた手紙集めロボ娘さんのところにやってきたジオとシシィ。
おー、やっぱり今まで出てきた人のところに行くんだなー。

と思ったら、シシィの無邪気さはあまり評価される物ではないらしく、
ものっそい“灰色”の展開。

な ぜ こ ろ た し !

いや、どーすんだ、この後…。

●橋本紡スペシャルエッセイ
甘いもの美味しいよね甘いもの。

でも、やっぱり、パフェはちょっと頼みづらいかも。
こういういつの間にか根付いた、
「野郎のカッコつけ」ってどこから湧いて出るんだろうね。

単純に男尊女卑的な話か?
甘いもの云々と教育された覚えは無いんだけど。

●Obstacle Overture
5人目、シーフさんです。

魔術師さんの妹さんとか、そういう設定は美味しいですが、
ストーリーはあんまり無いので、小ネタに過ぎない。

盗賊という「職業」をどう正当化するかというのは、
ある意味、ファンタジー世界の考えねばならない命題の一つで。

川上さん的には「工兵」という事だそうです。
な、なるほど…。土木建築とは…。

しかし、「手先が器用で胸もそこそこかな――」
と言う割には、胸は控え目にしか見えない不思議。
さとやすマジックか。

●境界線上のホライゾン 補習教室
んなっ!?
テンション高らかに準備教室改め、補習教室が始まりました。

1巻までの世界観とかキーワードとか、各国情勢のとりまとめです。
超ネタバレなので、読まずに積んでる人は注意。

ヒオとヘイゼル先生の会話は、内容に全く関係ないので読めます。
完全にテンション上げ要員だな…。

●シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。
第七羽「蒼空のホーリィグレイル。」です。

あーあー、那由多ソラって観覧車のあいつか…。
ようやく思い出して、しにバラ見返しました。

それはそれとして、幻邪魔(モスフェット)編の第2話というか。
やたら苦戦していた(のか?)新しい石再び。

今回はホントの本気で駄目らしく、手も足も出ないモモ。
そこに現われたのが那由多ソラ。

刀でバッサリとやっちまいまして、敵だか味方だかさっぱり。

あんまり驚きの展開ではないですが、先が見えなくなったですな。

●輪環の魔導師
「ディアルゴの聖女」後編です。

ディアルゴ城で行われていた諸々の解決編。

アルカインがすっぱりきっぱり大活躍するかと思っていたら、
普通にジュリがカッコイイという不意打ち。
いやー、良い子だなぁ。ジュリ。
ホークアイとの絡みとかあったら、また面白そう。

クレハさんが意外っちゃ意外だったけど、
なんだかんだで悪い人ではないみたいな方向が一番意外。

楽人の所に送られたって事は、もしかして本編で再登場もするのか?

●アカイロ/ロマンス 前日譚
不遇なヒロイン(?)灰原吉乃のお話。

景介に片思いしてモヤモヤしてる灰原が、
親友である尾ノ上梨々子にプッシュされちょっと頑張ってみる様子は、
普通のラブコメにありがちな展開、なんですけどねぇ。

この後の1巻に繋がるアレコレを含むので、
少女を攫って首を刎ね、死体だけ持ち帰るお化けさんの話が、
うぎゃあああああ、という感じ。

3巻で出るだろう供子さんという人の紹介という側面もあるかも。

●蜻蛉迷宮 特別編
電撃文庫MAGAZINE文庫として文庫装丁されております。

第一話と設定画集と、第五話。

再録の第一話を見てると、
ホントこの頃はまだ普通のミステリな話だったのになぁ、という思いが。

さて第五話を見てみると、訳が分からない…。

一史が快楽殺人者で幽閉中の身の上で、
だから犯人は一史ではなくて、妹3人の誰かで、
スタンドでオラオラで、入れ替わりでキスしちゃって?
一言で言うと、「何をするだァー――――ッ!」ってことですね。分かります。

ミステリ的にこのお話で何を考えれば良いのか分からない…。
ま、このお話がミステリじゃない可能性もあるわけですが。

それでは、また。


関連

電撃文庫MAGAZINE Vol.5

電撃文庫MAGAZINE Vol.4

とらドラ!vs禁書目録 電撃文庫MAGAZINE増刊

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