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電撃文庫『とらドラ・スピンオフ2!』

本編と並行して電撃文庫MAGAZINEで連載されてた短編をまとめたもの。

本編はクライマックスで完結目前の直滑降だけど、
スピンオフは平時の短編だからへいきへいき。

きっちり、ラブラブコメコメしておるですよ。
心の清涼剤に、どうぞ。 ……ゆりちゃん以外はな!

電撃文庫MAGAZINEは買って読んでるので、初見はゆりちゃん話だけ。
既出のは同じ感想書いてるかもしれないが、キニシナイ。

●虎、肥ゆる秋
表題作。秋のいつなのか微妙な所だけど、
巨峰の話をしてるから9月~10月?

一食2合を食べる大河が、ちょっと丸くなる話。
形而下的な意味で。

ダイエット戦士の方々とか、ちょっと変な大人たちとか、
なんという凄まじい団結力とか、いろいろ要素はあるんだけれども、
これで某T宮Yゆこ氏が何したかったかって、秋の味覚を書きたかったことは間違いない。

大河に夢を仮託してるようにしか見えないのだが。

しかし、この後も散々竜児を魔王扱いする訳ですが、
「終わらせてやろう、この手でな!」が一番魔王っぽいです。

●春になったら群馬に行こう!
この作品でのみ英雄な春田の話。
ホント、この話を読むまで春田とかどうでもいいモブキャラ扱いでしたもの、私。

哀れ脳の春田が空気を読まず、彼女作っちゃったりして。
ちなみに9巻に出てきてるあの人です。

初めの展開はそれなんてエ□ゲ? というのすらおこがましい、
春田の脳から湧いて出たようなベタベタな展開。

なのですが。

後半への振りから以降、ドロドロになっていって、
当事者各位にはご愁傷様としか良いようが無い、どうしようもない感が漂い出し、
そのどうしようも無い中を、ぐったりと停滞している彼女さんとそのご学友。

同じくどうしようもないはずの春田に雷が落ち、ズバッと切り抜ける様がホントに凄い。
“哀れ脳”な“高校生”である春田でこそ。
やっぱ、ここら辺がゆゆぽ氏の真骨頂ですよね。

という印象しか残ってなかったんですけど、改めて読んでみると、
突然妹キャラになってみたりとか、そ、そんなとこ触ったら汚いよぉ……っとか。
メッチャ笑った後、あれ…? このノリは有りなのか? と悩む。
幾らなんでも濃すぎるような気もしてきた。体張ってるなぁ。

●THE END OF なつやすみ
今回の一番、バカな話。
イベント的には焼肉パーティと床屋。

鏡の取り合いとか、髪の毛切ってもらうとか、床屋について行くとか、
竜児と大河が微笑ましすぎる。

そしていつも通り、コメディで始まり、シリアスにオチ……るかと思いきや!

この話のオチはあまりに酷い。
イラストまで追加になってるとか、マジ鬼畜です。

●秋がきたから畑に行こう!
台風イベントで、高須農場(と、やっちゃんのお店)が大ピンチ。

やっちゃんが寝てる側で、
「……あっ……はぁんっ……ふぅ……
 ん、んぅ……っ……あぁあ……ん……くっ……」

じゃねえよ! 濡れ濡れで喘ぐとか。大爆笑。
ってか、これもアウトですよね。よく考えたら。

芋掘りというのもナニカの暗喩か…?

●先生のお気に入り
失恋大明神になった北村が恋ヶ窪ゆり(30)のドツボな過去を聞きだす話。
そう、この話の主人公は恋ヶ窪ゆり(22)なのです。

これが超ドツボ。めっっっちゃくちゃイタイ。

不登校の少年に優しくしたら、甘えられ。
ちょっとうまくいってない彼氏さんにも優しくしたら、甘えられ。
甘やかしてなんとかなるなら良いですが……という話。

いやー…(22)って新卒で初年度って事でしょ?
交際4年って、つまり大学時代はずっと一緒って事でしょ?

すごい荒波を経験してますな。ゆり先生は…。
良い先生だなぁ。ホント。

でも、こんな話、高校生が読んでも実感無いんじゃないかな…。

それでは、また。


関連

とらドラ9!

とらドラ8!

電撃文庫MAGAZINE Vol.4

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