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電撃文庫MAGAZINE Vol.5

情報誌としては、今回はあんまり面白そうなのは無かったかも。
秋の祭典レポートと、電撃文庫RPGの話が少々。

物語は幾つか新連載が始まってて、面白かったです。

以下、つらつらと長文で感想。

■アスラクライン 紙ラジオ
これって、単にクライマックス予告じゃなくて、
アニメ化への布石だったのか…。

相変わらずのキャラで、中の人の紹介とか、機巧魔神の設定画とか。
機巧魔神がロボロボしくなっててびっくり。
ホントにアレンジしてんよ…。

これなら三体合体も三段変形もアリだろうに。
しかし、これはアニメが始まるまでは単行本も刊行ストップかねぇ。

■狼と香辛料
引き続き。狼と黄金色の約束(下)です。

とある農村でロレンスが鼻の下伸ばしてたら、ホロ嫉妬、という所から。

相変わらず為になるような、ならないような。
この後頼りにされつつ、シレっと村出てっちゃうみたいですが、
この後行商やらんで、河くだりに行っちゃうんですよね? 良いのか?
ま、いいか。

しかし、今頃気付いたんですが、
何で我々はロレンスに女性の口説き方をレクチャーされてるんです?

ロレンスじゃないか、工場長か。

■うそつきみーくんと壊れたまーちゃん(仮)
(仮)で正式タイトルだった! 騙された!
うそつきみーくん時代における、まーちゃんとの邂逅のお話。

監禁されてますが。
真っ暗な部屋で二人きり。やりたい放題です。

…まーちゃんだけが。

壊れ度で言えば、こっちの方が幼い分だけ壊れているような。
奇声とかあげますし。

そういう諸々で暗くなりつつも、
しかし、このお話のVIPはまーちゃんでは無いし、みーくんでも無い。

恋日先生です!

すげー、カッコEEE!!!
開いた口が塞がらないとは正にこの事。
6巻のズボラな恋日先生と同一人物かコレ、という様なカッコ良さ。

ついでにみーくんにデレる恋日先生も、なんかヤバイ。
自虐しつつも、制御できてないですよ先生。

つーか、恋日先生って何歳なnうわなにをするやめ(ry

■蜻蛉迷宮
ますます以て、何が何だか分からない…。
兄さん出てきちゃったよ、兄さん。

誰が殺したの殺さないのという話だけで、ハウダニットな部分はさっぱりね。
殺人事件を追ってたら、身内が犯人で、
家庭内の謎を解き明かしに行く事になるとは。

ただ、分からないのは単純に前の話を追い切れてないだけだという気もする。
連載でコミックでこの情報量だから、厳しいという様な。

構造的に一回読んでもさっぱりで、
二回くらい読み直すのを想定されているのかも。
まぁ、ミステリ(?)だし、それもそうか。

■輪環の魔導師
ディアルゴの聖女、前編です。
まぁ、『輪環』も『空鐘』と同じ雰囲気っちゃ雰囲気だから、
こうして短編ボコボコ湧いても良いよね!

アルカインがセロと出会う前の仕事のお話。
と言っても、もちろん猫の姿ですが。

要はアルカイン以外は、みんな新キャラだよ、って事です。

怪しい雰囲気の領主様のお城へ、
聖教会からの親書を届けに行くシスターさんのお話。

“アラクナの糸”と“アラクナの眼”が出て来てるので、
魔族が関わってる事は間違いないわけですが、
領主様も聖教会も、微妙にどっちも怪しくてなんだこれ。

好奇心旺盛で無邪気ドジっ娘と見せかけて、
実は聡いシスターさんの活躍に眼を見張ればいいんでしょう。

「いまごろ元気かなぁ。死んでればいいのに」
このセリフがツボにはまって、5分ほど身悶えていた事は内緒。

アルカインとの絡みも楽しいです。
そういやアルカインをもふもふする役は居なかったですな。

後編は、アルカインがマジになって活躍という事で期待。

■青の楽園
またシシィ達のお話、というかシシィ旅立つ! な話。

展開としては、やっぱこうでなくっちゃと言う感じで。
もしかしたら、これまで出てきた彼女らにも会いに行くんだろうか。

まだ旅は始まったばかりだ! なので、これからが楽しみ。
しかし、シシィと海と空ってのが似合いすぎて困る。

■橋本紡 スペシャルエッセイ
自著の宣伝は良いとして、越境後の話について話されててドキッとした。

これから電撃文庫で書くのかどうか。

うーん、ぼやかしてるのではっきりとは分かりませんが、
今しばらくは、電撃文庫では出なさそうだなぁ。

ラノベと文芸書との、レーベルカラーの話をされているけれど、
私はそれって単純に主読者層の問題じゃないかと思うので、
橋本紡さんのお話なら、どっちでもアリじゃないかと思ってますが。

■空ろの箱と零のマリア
うわ。御影瑛路さんって、『神栖麗菜』から作品出してないんでしたっけ?
記憶に埋もれていた…。

という訳で、3年ぶり新作。表紙無い路線ではありませんが。

3年ぶりというので気になったというのもありますが、
何より、ループ物だったので喰い付いてみました。

3月2日を延々と繰り返している教室での、
オーソドックスなボーイミーツガールですって。

本編一部を先行掲載という事で、第一章かどこかその辺りが載ってます。
ループしてる。めっちゃループしてますよ、コレ!

「オーソドックスなボーイミーツガール」という部分については、
概ね同意という感じ。

転校生という非日常の始まり。それとループ。
思った通りに面白そうかも。軽快なトークも含めて。

一日のループなので、話がどこに収束するかが問題かしら。

■Obstacle Overture
帰ってきたーーー!!!
電撃hpで連載するも、フェードアウトしてしまっていた奴らが帰ってきました。
何年ぶりだろう。

という事で、OBSTACLEの時代のお話。と言うか何と言うか。
職業フォーカスで、設定をガツガツ並べていくという、
TRPG的なモノですので、一昔前の世代の人間がホイホイされそうな。

今回は以前掲載された「賢者」「聖騎士」「僧侶」「魔術師」の4人のまとめ。
サバミソなつかしす。

ストーリー、背景、スキルに関しては良いとしても、
やっぱ装備の辺りがメチャクチャに濃いですなー。
もう一枚二枚、絵が無いと分からんぜよ。

絵も文も再掲ではあるんですが、ページ構成の都合か、
以前、川上画で載ってたO.O.Varietiesの方が削られております。残念。
いつか書籍化したときに載ると信じて…。

と思って、川上さんのHP行ったら、ミニゲーム出してるし!
http://armkawakami.blog43.fc2.com/blog-entry-823.html

なんという行動力……。

■シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。
第六羽「午前四時の空想科学。」ですが、

午前四時はこのお話の最期なので、
これは正確には次のお話の序章に過ぎない感じです。

改造幻魔を軽く捻り潰し、幻魔持ちのあいつらも殴り倒したので、
次のステップ、幻邪魔(モスフェット)登場。

つまりはインフレです、インフレ。

王道というか、もう開き直りという感じなので笑えば良いのです。
ナル男君なんか、すごい小物臭だったですもん。

とりあえず、いよいよ謎のボンヤリ小娘、那由多ソラが活躍するっぽいので、
期待が膨らむです。

■ねこシス
俺妹ペア、伏見つかさ×かんざきひろの新シリーズ。
伏せられてて、何かと思ったらネコミミ姉妹モノでした。

扉絵の煽り様がヤバイです。
これが三女の美緒でしょうから、10歳相当。
大変に変態です。

さておき。第一話「トラ猫チュートリアル」
猫又が人化して、人の社会を見てこようというお話。

とりあえず、猫っぽい所作と、女の子しか出てこないってのが、
イラスト効果もありまして、ものすごくエ□いであります。

人の世界とは汚いのか綺麗なのか、というオーソドックスなテーマですが、
四女と次女が、人の世に居るべきそれっぽい理由を言ってしまったので、

主人公たる三女ちゃんは、一体どういう理由を付けるのか、
気になるところです。

次女ちゃんが女子だというのは…もう、好きだなぁ…としか。
いいぞ、もっとやれ。

■C3 -シーキューブ- さいどびゅー
サブタイ「スクール☆ウォーズ~人形原黒絵は退屈しない~」って事で、
ついに、黒絵のターン!

何気に5巻の後のお話っぽいけどキニシナイ!

黒絵が学校に乗り込んでドタバタする話なんですが、
どう考えても、この扉絵の制服おかしいと思うのだが。

だって黒絵ってものすごく小さくて、だから制服もぶかぶかという描写があって。
デフォルメVerの黒絵しか見てないからなのかな。違和感が。

確かに袖余ってるけど。スカート。スカートおかしくない?
罠? 罠なのですか? 気にしたら負けですか?

しかし、良い引っ掻き回し役で、良いオチでした。

ちょっとだけ男の子がヅラで気になるとかそんな話かと思ったのは秘密。
そこまでアホではなかったです。
良い話成分と、黒絵の諸々の言動で、
私も頑張れそうな気がしてきました……人生を。

春亮との関係は、何故か清算終了の気配ですが。
黒絵の活躍はまだ始まったばかりだ! ……ですよね?

■電撃文庫マガジン文庫『学園キノ』
今年は学園キノ3巻が出せなかったので、プロローグだけ公開な!
という感じ。

学園キノ3巻のプロローグ予定話と、
1巻あとがきの再掲、2巻茶子先生登場話の途中まで、
そしてキノの1巻プロローグエピローグ再掲。

最期にあとがき。

…正直に言って、あまり見所はなかった。

プロローグ予定の麻生タロー氏は確かに正気を疑ったし、
面白かったですけどね。字を変えるとかしなくて……良いのか?

それと、折り返しでは「③巻の第一話となるだろう。」になってるのに、
本文中ではバシッと誤字ってて笑った。
校閲さんも大変だ。

あとがきは普通に日記っぽくて、好きな人は好きそう。いつも通りか。
次はメグセロの4巻らしいので、学園キノ出るとしたら7月とかですかね。

■次号予告
蜻蛉迷宮が電撃文庫マガジン文庫化だそうですが、
プレまとめって、あんまり意味無い気がしてきた。
一話全編と、二~四話の“ダイジェスト”だそうだし。

武田日向さんのイラストは見たいですが。

それと新人さん刊行月ということで、
刊行されない電撃文庫MAGAZINE賞の作品がこっちに掲載されるそうな。

掲載小説ではうそつきみーくんが無い代わりに、
入間人間新作がお目見えするそうで、楽しみ。
アカイロ/ロマンスの短編もどうなるやら。
普通に本編補完か、はたまた『れじみる』チックになったりして。

それでは、また。


関連

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