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電撃文庫『泣空ヒツギの死者蘇生学』

「なきぞら」でなくて「なきがら」です。
ちゃんとルビ付いてるんだけど、ファーストインプレッションで刷り込まれて、
最後まで「なきぞら」と読んでいた私の二の舞にはなりませぬよう。

先月出た電撃新人さんの作品。
ネット各所の「●ンデレオヌヌメ」的なアナウンスに感化され、
手に取った次第であります。

とりあえず、読めるかどうかはプロローグ最初の2ページを読んで決めるべき。

表紙とかカラー口絵に釣られるのは良いですが、
その2ページを読めるかどうか、まずは確認してください。

ここ読んで「うわぁ…」とか引いちゃったら諦めた方が無難かも。
私はここのアホさに惹かれてしまったのですが。

という訳で、猟奇殺人に巻き込まれ撲殺された主人公が、
変な少女とイチャイチャしたり、変な幼女に抱きつかれたり、
幼馴染みに思いを告げられたりするお話。

常識的な現代が舞台ですが、登場人物のお名前から分かるとおり、
あまり真っ当でない世界の価値観が混じってまして、
キャラクターの精神構造もユガんだりヒズんだりしています。

前半こそコメディですが、後半はその辺の歪みが加速してきて、
血を見たり爆発したりの大修羅場が展開されます、が。

思ったよりかは小さくまとまったかなぁ、という感じ。
●ンデレのテンプレ的な展開と言いますか。

私がソレと知らずに読んでいれば、また違う感想だったのかもしれませんが。
予想だにしない展開、というのでは無かったので。

意外性で言えば、むしろ去殺ちゃんが一番だったですなー。
良い意味と悪い意味、両方ですけど。
壊れっぷりの親和性と異常性は、良いギャップでありましたが、
結局、何しに出てきたのん? というのは残念。

学校でのラストバトルは、どうにも無理矢理な気がしてしまったですよねー。
トラップって、そんなに万能でもないだろう、というか。

こういうのがしたいなら、いっその事、異能バトルで良いんじゃない?
と思ってしまったですね。

物語は続くみたいですが、一体これからどうなるのか。
今巻のような●ンデレ展開は2度も出来ないはずだからな…。

完全に日常とは縁が切れてしまっているし、
普通に異能バトルになっていくんだろうか?

それでは、また。

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