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ファミ通文庫『学校の階段 9』

学校を爆走しちゃう、青春暴走気味のシリーズ第9巻。

山上桔梗院との確執にも一段落着き、ようやくいつもの階段部へ……
とは、ならず。

部長、副部長の三年生引退につき、新部長決定階段レース! なのです。
三枝、天ヶ崎、井筒、神庭。この4人でのガチンコ総当り戦です。

受験シーズン、1月、2月。

三年生の受験勉強、一、二年生の階段レース、
そしてバレンタインデーと、どのイベントも盛り上がりました。

でも、いきなりの筋肉部の奉納演舞に吹いたのは私だけでは無いはず。
あれはマジキチ。良い意味で。

階段レースは、階段の上り下りだけのショット、
特定の校内コースを巡回するスタンダード、
スタートとゴールだけが決まっていて、後は自由のラリーと、
三種目全てで総当りと、いつに無く豪華なレース内容。

主人公の缶バッチはもちろん正体不明の衝動に突き上げられ、
二年生の三枝といずみ先輩もそれぞれの目的と、先輩のメンツを賭け、
井筒ですらゆうこ先輩に告白するため、燃えに燃えており、
非常に熱い戦いでした。

いきなり缶バッチがぶっちぎった時は、おや、このままか? とも思いましたが、
全然、そんな事ありませんでした。
それぞれが十分に魅せ場を作り、面白いレース展開に。

そういう意味では、井筒が一番魅せてくれましたかね。
原動力然り、気合いと根性で突っ走るスタイル然り。青春ですねぇ…。

三枝先輩といずみ先輩も、先輩風びゅーびゅー。
でも、これは負けられませんよね。「高校の部活」的な意味で。

逆に缶バッチは「これは…青春なのか?」的に不気味な光が。
一巻の時は何気なく流していましたが、
ここまでくると、いわゆる「普通の青春」とは決定的に違う何かですよね。
刈谷先輩とダブらせてますが、やはりそこが終着点になるのか。

そして、バレンタインデーが短いながらも、メチャクチャ盛り上がりましたね。
凪原さんのジャブに始まり、三島さんと御神楽さんのダブルパンチ、
美冬もお節介焼きながら、きっちり食い込んでくる。
『ニブい人を自分に振り返らせるチョコ』めちゃ吹いた!

さらに筋を通す女、九重ゆうこがついに動くとは。
中村さんの勝ち目が無いよ!

缶バッチの衝動に関しては、そろそろ終幕が見えて着ましたが、
この、階段レースとは別のデッドヒートには決着が着くのか?

それでは、また。


関連

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