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C★NOVELS『〈本の姫〉は謳う 4』

ファンタジーベースの、冒険譚。
物語完結です。

世界に散った文字(スペル)を探す旅の話と
文字(スペル)が散ったその時のお話と、
2つの物語を同時並行で展開する構成力がすごい。

ついに2つのお話が、交差して見事に収束した、
ってのは見事と言うほか無いですが、
しかし単なる「本を開くと物語が紡がれる」という事を、
こんなにも素晴らしく書いた、そんな部分をこそ評価したい。

魔法じみたアクションやら、魅力的なキャラクターやら、
分かった様な分からない様な、緻密な世界観とか、
好きな部分はいっぱいありますが、
なんだかんだで、やっぱり「本」だと思う。

うはー…終わったー…。

3巻の続き、バニストン閉鎖で忍び込む所から。

てっきり、バニストンが最後の舞台かと思っていたのですが、
ふつーにもうちょっと続きました。

バニストンのエピソード、第七聖域のエピソード、
最後だからなのか、今までにない、なんだかすごい事態に。

最終的な収束点は理解できる、見事なだけに、
そこへ至る、この最後の過程には何と言って良いやら。

一人当たりの文字量が少ないのかもしれないですな。
複雑なようで、どこか単純なのかも。

今までの巻ではその単純な所が、むしろ良かったのですが、
この展開だと、そういう訳にもいくまいて。

まぁ、でも「テーマ」はその単純なモノですので、
今までの単純な分だけの重みがあるというか。
それを感動として、感じているのかもしれません。

1巻を読んでいた、純粋にワクワクしていたような感動とは別種の、
まさに完結巻としての感動を味わえたです。

ありがとうございました。

そして、最後に。

セラ可愛いけど、やっぱりちょっと口調が変だよ!

それでは、また。


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〈本の姫〉は謳う 3

〈本の姫〉は謳う 2

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