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電撃文庫MAGAZINE Vol.4

秋の改変期って事で、アニメ化なとらとかドラとか取り上げつつ、
15周年祭直後って事で、15周年特別企画でコラボ小説があったり。
しかし、次号予告に一番の衝撃を受けたのは特記しておく。

・付録
イラストカードとやらにちょっと期待を寄せていたのだけど、
実際見てみると、保管するにはちょっと大きいし、
既出イラストではなんだかありがたみも薄い?

ポスターは表紙の大河だが、相変わらずデカすぎる。

・とらドラ・スピンオフ!
「秋がきたから畑に行こう!」という事で、
もちろん、本編のシリアス編が始まる前の話。

十月のとある超大型台風の日の話。
十月で台風って、微妙に季節はずれの感があるけど、
イベントとしてはサツマイモ掘りなので、止むを得ないのですな。

9巻の著者近影がアレだったのは、これの所為か。

ってか、9巻読んだ後だと、大河の半同棲とかやっちゃんのお店とかに、
思うところありまくりなんですが、そこはスルーせねばな。
これはラブコメである。

しかし、台風描写がスゴイなぁ…。
私は傘が一瞬で持ってかれるようなのは体験した事ないんですけど、
容易に想像できるですよ…。すげぇよ、ゆゆぽ…。

・とある魔術の禁書目録 SS
前号、付録とは言え文庫になったばかりなのに、ここで最終回ですよ。
しかも最終回とは言え、ほとんど後日談。

カミやんは、これ、バッチリフラグ立てたって事でOK?
インデックスさんは何故か余裕の微笑みを浮かべてますが、
そこ大丈夫なんですか?

ステイルは、いきなり肩書きが「コピー用紙の魔術師」になってて吹いた。
うわー、言っちゃったよー…。
あんなにカッコ良く書いてたのに、
最後の最後でステイルに泥塗ったよ、かまちー…。

結局、パトリシアに宇宙一の告白をされ損ないましたが、
そもそもステイルは小萌先生がいるから平気ですよね。

ボスは結局、(カミやんサイド含め)なにがなんだか良く分からんでしたが、
それが鎌池スタイルなので、いいですよね。

・蜻蛉迷宮
ありがちに殺人事件に首を突っ込んだら、
なんかいきなりとんでもない展開になりおったです。
さすが谷川流、と言えば良いのか?

強引なクラスメイトとキャッキャウフフとか、
3人の妹とキャッキャウフフとか、そういう段落を、
スパーンと通り過ぎたような。

…なんで、裸で寝てんの? あれ?

そして、何故か犯人は長妹さんか末妹さんという結論が出ちゃってますが、
いったいなにゆえ?

すごい置いてきぼり。
幾らなんでも情報が少なすぎるので、これが計画通りなんでしょうが、
このお話はどこに向かってるのか。さてさて。

・電撃学園RPG
電撃作家陣による小冊子、というか書き下ろし文庫は予約特典だそうで。

この予約特典は是非欲しい。何が何でも欲しい。
が、どこで予約すれば良いかしらねー。
うっかりするとショップ特典とかあるかしら。

という訳で5000円プラスのねんどろいど付きは、
お好きな人だけどうぞって事で。

ゲームそのものは、おそらく印象通りだろうなぁ。2月26日発売。

・狼と香辛料
「狼と黄金色の約束(上)」って事で、短編がまた始まりました。
アニメ2期と同時にまたSS集でも作りますか。

レノスに行く途中のお話。
開拓途中の村に立ち寄ったら、やたら歓待され、
いろいろ皮算用してニシシとか笑っていたら、ホロに愛想を尽かされた話。

さすがロレンス、あっと言う間にヘタレパワー全開だ。
下編で挽回するんでしょうけど、さてさて。

しかしこの後、行商巡回しなくなる事を考えると、
この村、終わるんじゃないだろうか。

・うそつきみーくんと勝手な妹
一応、トーエが行ってしまった後の話。

クラスでの遠足の最中、山で迷子になったのを機に、
過去回想入って、あの「妹」と戯れていた時の話をしだすみーくん。

山で“かり”ですか。さすがは妹ですな。
やっぱり、ナマなのかしら。血を抜いてようが、それは美味しいのか?
知的好奇心だってから、美味しいかどうかは関係無いのかも知れませんが。

しかし、普段の妹とみーくん、非常時の妹とみーくんを見るに、
どっちがどう壊れてるのか、さっぱり分からなくなって来るのが、
もう、感心して良いのか何なのか。

一人称だからみーくんの方はまだ何となく分かるにせよ、
妹はどうなんでしょうね、これ。

入間人間に甘い夢見てんじゃねーよ、と言っちゃえばソレまでですけど。

そしてさり気に伏見が出てて吹いた。
これも、ロクでもない伏線なのだろうか。

・青の楽園
緑の中に青一点。

移住前にお亡くなりになったマスターさんの、遺志を継いで、
ついに完遂に至ったロボ娘さんの話

…と言えば、聞こえは良いんだけど、それってもう、
手段と目的が完全にゴッチャになってて、えも言われぬ虚無感に襲われる。

「地球のような青」ってのも、何気に皮肉なんだろうか。

・The Stories of 15
電撃学園の文化祭を舞台に、5人の作家さんによる、
「15秒」「15分」「15時間」「15日」「15世紀」の5つの物語。

 ・アクロバチック・フィフティーン
  おかゆまさき氏による「15日」の物語。

  演劇部の主役が突如降板になって、15日間で何とかしなくちゃ、
  という文化祭コメディ。三角関係もあるよ!

  おかゆさんにしては、コメディ少なめの青春ストーリーですが、
  端々の「オトし」に今までの経験が滲み出てて、面白い。
  「平安蹴鞠貴族」の怨霊って。全裸って。

 ・15秒のターン
  紅玉いづき氏によるタイトル通り「15秒」の物語。

  付き合い始めたは良いが、忙しくて全然時間の取れないカップルさんが、
  決意して臨む、文化祭の15秒。

  手を握って、離して、また握って、一言だけ言葉を交わす。
  これで15秒。

  これはすごい。これが15秒の出来事だってのがすごい。
  リアルに考えれば「あり得ない」んだろうけれど、
  高校生の青春パワーを考えると、そう切って捨てられない様にも思える、
  それはそれは濃厚な15秒ですよ。

  この話は文庫体裁に出来るのだろうか。
  とんでもない事考えるなぁ…。

 ・R.I.P.
  岩田洋季氏による「15時間」の物語。

  いきなり右手だけ登場とか、お葬式とか。
  はい、ホラーです。いや、ホラー…ではないか?
  異色な事は確か。

  百合です。とか言ったら釣りになりますか。

  正直、今までの経験から、誰かはこういう話を持ってくるだろう、
  という気はしていたのですが、今回は岩田さんでしたか。

 ・15才。NOVEMBER GIRL -FIFTEEN SPIRITS-
  ハセガワケイスケ氏による「15分」の物語。

  文化祭と言えば“バンド”という事で、ハセガワさん恐らくノリノリですよ。
  テーマから素材から、大好きそうだもん。滲み出てますもん。

  青春! でナーバスになったり意味も無くテンション上がったり、
  いつも通りだが、やっぱりそれでこそ。

 ・カシオペア座の隣より愛と感謝とその他いろんな思いを込めて
  峰守ひろかず氏による「15世紀」の物語。

  なんだよ、15“世紀”って。
  と誰もが突っ込む、オオトリを新人さんに任せる電撃編集部カッコいい!
  しかし、その大役を果たし、遜色無いお話になってて、スゲぃ!

  1500年前に発掘された鏃(やじり)が、実は宇宙人の観測ロボで、
  たった一人の郷土史研究会部長が、その鏃に導かれて、
  古代の謎を解き明かすという、……ような、違うようなお話?

  群集墳がどーたらこーたら、オリオン座までの距離がどーたらこーたら、
  そんなどうでもいい、でもノリの良い掛け合いが延々続く感じですが、
  なんだかんだでラブコメになってるし、まぁ、いっか!
  という気分にさせてくれる、心地良いお話でした。

・シニガミノバラッド。アンノウンスターズ。
「仮面のキキ。」だそうで、
前回、微妙にお流れになったレスとキキの謎に迫る。

かと思いきや、いきなりバトルになっとる……。
「戦って殺れ」はマジでした。レスvsモモ。

しかし、この「シニバラ。」はバトルモノの宿命なのか、
いよいよ強さのインフレが起きているような気がするなぁ。

モディファイだから弱かったのか? そういう事でいいのか?

決着は着いたものの、何も分からないままなので、
さて、これからお話はどう転ぶのか。
二匹目のメェ~も出てきましたが。

・C3 -シーキューブ- さいどびゅー
「日曜日はすとーきんぐ日和」で、春亮とサヴェレンティがデートする話。

釣られてるのは分かってるんですが、でも、あえて言わせて欲しい。
サヴェレンティ、お前、どんだけスカート短いんだよ!
どこのワカ○ちゃんだよ!

補習で付いていけない白穂の代わりに、
サヴェレンティのお買い物に付いていく事になった春亮を、
当然のようにフィア(補習中)と、このは(バイト中)と、白穂(おや?)が
付け回すお話。

こんなにKENZENな嫉妬見た事無いですよ。
水瀬氏ならもっとドロドログチャグチャになるはずなのに!

久しぶりの出番で白穂が、すごいテンションで大活躍ですよ。
「こ、この変態っ! 変態! 変態! 変態!」
このセリフ似合いすぎる。マジ吹いた。

しかし、女性の試着室に声をかける春亮君も大概ですけど。
それはアリなのか?

激烈アホで面白かったです。
12月に5巻ですが、そろそろ「さいどびゅー」も文庫化せんかなー。

・次号予告
電撃文庫MAGAZINE文庫がまた付いて来るそうで、
今度は「学園キノ」だそうです。

最近、作品が出てないので鬱憤が堪ってたのですかね。
3巻発売の予兆なんですかね。

しかし、今回の次号予告は力入ってまして、
ちゃんと次号に載る作品がたくさん出てます。

輪環の魔導師は、4巻で予告してたアレでしょうが、
「伏見つかさ×かんざきひろ」は『俺の妹』に続く……何でしょうね?
「姉」なんてベタな事はしないでしょ……アリかな。

「シーキューブ」もすっかりお馴染みになってきたですな。
ホント、文庫化が楽しみだ。
同じ路線で「れでぃ×ばと!」も出てきちゃってますが。

そして! そしてそして、なんと!

川上稔の「OBSTACLE OVERTURE」が!

再掲なのか復活なのか分かりませんが、やったー!

メチャクチャ楽しみです。これは、やばい。
テンション上がってきた!

それでは、また。


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