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電撃文庫『狼と香辛料 9』

アニメ放送終わっても興奮冷めやらぬ、という感じですか。
すごい順調に読者を伸ばした感のある中世経済譚。

もしくはケモミミ賛美譚。

9巻はもちろん、8巻の続き。上下巻の下。

借金のある町の北側と、貸し付けしてる町の南側。
そんな対立の町に、借金がぶっ飛ぶような、とある商品が入荷したので
さぁ、大変。

北側の人間と、南側の人間で、血で血を洗う争いが…、
って、商談で、ですけども。

9巻は「さぁ、大変」からですな。

ロレンスがカッコよく活躍するよ! という8巻あとがき予告でしたが、
いきなりロレンス狼狽しまくりで、大爆笑しました。

ホロに諌められ、待ちの一手で逆転を狙いつつも、
街の雰囲気に呑まれて、あらあらまぁまぁ。
イヅナっち…ロレンス、カッコよく書く気ないだろ。

まぁ、それよりもキーマンとかエーブとかの方が、
尊大なキャラクターだっただけに、取り乱し方が半端なかったですが。

キーマンさんは悪役顔だからなのか、小間使いがアレだからなのか、
逃げ出す様が実に面白かった。
そこで荒事にしちゃったら、ただの小悪党だぜ…。

エーブさんは…もう何と言うか。
喰えない奴とは知りつつも、ロレンスを手玉に取る様がさすが。
ホント、良いキャラでした。報われてないけど。

最後の最後、あの場面のためだけにあったような話ですかね。この「対立の町」は。

しかし、イッカクというものの価値と、
その価値を目の前にした商人とか教会の人とか、
それらの金勘定的な反応については、感心するより無い。
すっかり、独壇場ですな。

さーて、お次は海を越えた先にある教会だそうですが。
金の羊の伝説とやらでまた、一儲け考える人がいるのか。

全然、関係ないですが、
「まだ、慌てるような……あわ、あわわわわ……。」なクライスナー工場長は、
今、大丈夫なんでしょうかね。リーマンとか。

それでは、また。


関連

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狼と香辛料 7

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