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ファミ通文庫『“文学少女”と神に臨む作家 上』

なんつーか…、ようやく覚悟を決めたので読んでみます。

読むに当たって、慟哭の巡礼者を読み直したりしたんですが、
すごい、挫けそうになったり。
精神侵食度高すぎだこの作品……。

本編最終エピソード、卒業編です。
ついに遠子先輩が、微笑まなくなります。

もう、なんかそれだけで戦慄が走るですよ。

彼の“文学少女”の笑顔には、心葉君が絆されてる以上に、
読者が絆されてるのは間違いないですから。

内容としては、遠子先輩の家庭環境に迫る感じで。

美羽の件が片付いて、ここぞとばかりに琴吹さんとイチャイチャするかと思ったら、
流人君がプッツン切れて、あちらこちらに魔手を伸ばし、
心葉君がものすごい挙動不審になる、みたいな。

いよいよ“作家”というものに迫っていくと思ったら、
予想以上に突っ込んでて、死にそう。

要は夢と現実とって話のような気もするけど、
それを作品という夢の中で、ここまで語るというのは、
スゴイと感心するべきなのか、無謀と呆れるべきなのか。

それで、至高に至る門の話になる訳ですが、
ここでも男女の関係にしても、親子の関係にしても、
ここまで生々しく書いて、なお作中作で生々しい話をするとか。
話が学生から大人に移って、生々度が格段に上がった気がする。

とにもかくにも、遠子先輩がどうなるのか。
琴吹ちゃんがどうなるのか。

それが問題です。

流人君は、なんか…すごい告白しやがりましたが、
それ以前に、いろいろすごかったのであんまり驚かなかった。

下巻、逝って来ます。

それでは、また。


関連

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