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ガガガ文庫『AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~』

田中ロミオ氏の新刊。
2ヶ月前までは「流行の学園ラブコメを目指してみる(仮)」だった奴です。

ってか、絵師さんによるとそっちが真タイトルだそうですが。

この本の話題になりっぷりはすごいモンですが、
タイトルからなのか、作者人気のためなのか分からない。
これは良い釣りタイトル。

ジャンルとしては目指した通りの学園ラブ…コメ?
笑えるっちゃ笑えますが、自嘲というか苦笑というか。
人によって違うんだろうなぁ。

教科書を忘れたために、夜の学校に赴いたら、
なんと戦闘中の魔女さんが出てきて、案の定、巻き込まれてしまう…。

と、これだけならむしろ学園異能かセカイ系かという感じですが、
問題なのは、このお話にはこれっぽっちもファンタジー要素が無いという事。

そして、
「情報体の干渉は、プロテクトを保たない現象界人には防ぐ事はできない」
「何いってんだかわかんねーよ」

実はだいたい理解できていた。

ですな。

つまりは、邪気眼ラブコメの始まりという事。
戦え! 妄想戦士(ドリームソルジャー)達よ! ってなもんです。

はい、では言わせていただきましょう。

感 動 し た !

いや、実に良いお話でした。

不思議ちゃんのお守り役になって、世話を焼いている内に人情が出てきて、
しかしそのうち無理が祟って、不穏な空気が広がって、
…と、こういう構成はどこかで読んだような、ありきたりな感じ。

世話を焼く所も、拒絶する所も、舞台に上がるところも、ベタベタでした。

でも、それでも、良かった!
単に、私はこういうのに弱いのです。

特にエピローグ的なところが、良かったかな。
どりせんとみどりちゃん、子鳩ちゃん、伊藤君、他の面々。

最後にカマしてくれたなぁ、と言うか、もうぶっちゃけ過ぎだろ。
とんでもないご都合主義ではありますが、私は大好きです!
これには、ホント、ありがとうございました! といわざるを得ない。

邪気眼なところも、面白かったですけどね。
そこは、ほら普通に笑うところなので。

むしろ、笑えない所なので。
や、黒歴史なんて無いですけどね。

でもでも、このお話の初っ端、リサーチャー自己紹介のところでは、
みんな騙されましたよね!

わくわくしちゃいますよね。選択肢とか用意しちゃいますよね。

それでは、また。


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