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電撃文庫『タザリア王国物語 4』

ファンタジーな王国記だと思ったら、
国が無くなっちゃって、キャラクター焦点なお話に。

でもいいの。だって、リネア様が居るから!

恐るべき行動力を以て、超展開を成し遂げた3巻の続き……
が切望されていましたのですけど、前半はナターシとアンブロシアーナのお話。

意味ありげだけど、どんな役割でいつ出てくるのかさっぱり分からなかった、
あの二人がついに登場。

ま、いわゆるキジも鳴かずば撃たれまい的なポジションだったので、
この登場が本当に良いことなのか、かなーり怪しいですが。

ペアで登場ですが、エピソード的にはアンブロシアーナ様。
やるべき事をこなしていって、あとはジグリット一筋にしちゃえ、みたいな。

ただ、その肝心のジグリットへの関与…がどうにかなる前に、
また舞台から消えてしまったので、もやもやが残ったまま。
あの予言がそのままの意味だと、暴動起きそうですが。

逆にナターシは清算なんか全くしないで、予想通りの役割に振られちゃったですな。

アンブロシアーナとペアにすることで、
アンブロシアーナに闇を、ナターシに光を植えつけるのかと思っていたのですが、
とりあえずはそれっぽいフラグは無し。困った。

ナターシはそろそろジグリットと邂逅しそうな感じではありますが、
それまでに何か無いと…このままでは…!

さて、今巻のリネア様ですが……意外と大人しかったです。

ま、嬲ろうと思えば幾らでも出来たんでしょうけど、
これはあくまでジグリット君のお話なので、
リネア様自重なされた感じですかね。

ジグに首輪を付けて、その鍵は胸元とか、
もうこれがエ○ゲなら、かなり酷いフラグですよ。

甲斐甲斐しく世話をしたり、骨でおそろいのアレを作ったり、
幸せに浸っているリネア様は非常に可愛いです。

3巻までは、ジグはリネア様にこんなにも愛されていて、
何が不満だと言うんだ! ちょっと考えればリネア様の本心なんか丸分かりじゃないか、
みたいな事を躊躇無く言えました。

が、さすがにここまでされれば、これの後ろに好意が…と言うのは無理かしら。
リネア様の「ジグリットが嫌がってるはず無い」思考には本当にびっくりした。

そんなリネア様なので、ジグ脱走後は意気消沈。
ノナに頼んでえげつない薬を貰ったり、狂騎士を差し向けたりといった、
いわゆる悪女っぽい行動も、何が何でも「ジグを保護」するため。

悪気は無いんです。純粋なだけなんです。

ホントにこのバランスはすごいと思う。

ジグとブザンソンの逃避行。
そしてサジハッサの追走とか、それなりの見所なはずなのに、
消沈して出番も少なめなリネア様の方が気になるなんて。

案の定な感じでナターシと組む事になりましたが、どうなる事やら。

それでは、また。


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